PS5『SHINOBI 復讐の斬撃』 クリアー後感想 ※ネタバレ控えめ 「ハイスピード・面白さ・価格」が「速い・美味い・安い」と三拍子揃った爽快アクション

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『面白かった!』
まず、クリアー後の最初の感想はこの一言に尽きます。
GOTYとかそういう大それたことではなく2Dアクションゲームとして普通以上に熱中できました。

 

「忍」シリーズの最新作はジャンルがメトロドヴァニア”風”に。
開発者は「探索よりも戦闘に趣きを置いているのでジャンルはメトロイドヴァニアではありません」と仰っていますが私からするとこれも一種のメトロイドヴァニアかと。
物凄く良い意味で。

メトロイドヴァニアが1つの超広大なマップを駆け巡る「探索に重点を置いたアクションゲーム」だとするなら本作は複数用意された広めのマップを駆け巡る「アゥションに重点を置いた探索ゲーム」。
それくらい本作の1つ1つのマップも広めです。

 

約10ある縦横に広いステージと約5つのほぼ一本道のステージがあり各マップの繋がりは無し。
そのステージを1つづつクリアしていくアクションゲーム。

それじゃあ本作はメトロイドヴァニアじゃないじゃん?となりますがその”広いステージ”の1つ1つがただ広いだけではなくギミックやちょっとした謎解きアリで探索も楽しめる造りになっています。

探索面ではライトな(アクションの難易度はライトではありません。ちょっと難易度高め)メトロイドヴァニアといえばいいのか。
よくできたハイスピードスラッシュアクション+よくできたライトなメトロイドヴァニア、これが面白くないわけがないのです。


■攻撃アクション
主人公=プレイヤーの攻撃アクションのメインは刀による斬撃。
そのハイスピードなスラッシュアクションは軽快で爽快、変な硬直もなくダッシュや回避を織り交ぜたコンボは途切れること繋げられます。

体験版からもその片鱗は感じられますが「攻撃方法少なくない?」と体験版止まりのゲームとは思わないでください!
ゲームが進行するごとに技やスキルが増えプレイヤー独自のコンボで攻め主体のアクションがさらに堪能できるようになります。

 

使える技が多いだけで使い道が少ないアクションゲームはよくありますが本作はどの技も有効で攻略の幅が広がります。

基本は弱攻撃・強攻撃・ジャンプ・R1のダッシュの4つボタンだけで攻め続けられるのも良い。
ゲームが進むと忍術や滑空、チェーンアクションもできるようになりますがそれらは移動の手段メインなのでバトルでは余り使いません。
敵にはHPゲージの他にゲージがありこちらを溜めると必殺の一撃アクションが繰り出せこれも相当気持ちがよく敵の倒しかたに工夫ができます。

べた褒めしてはいますが基本、古き良き昔ながらの2Dスラッシュアクションです。
もちろん現代でも通用するようかなりブラッシュアップはされています。

■探索アクション
最初はジャンプとダッシュくらいしか使えませんがその後壁歩き、ムササビのような滑空やワイヤーアクションもできるように。
攻撃面でも使いますが使わなければ倒せないような敵の出現頻度は少なめ。
使える探索アクションが増えてゲームが複雑化することはないので少ないボタン数で直感的に様々なアクションができる楽しさは最後まで持続していました。

■探索ステージ
最初に書いた”広めのステージ”ですが”広めのステージ”しっかり縦横に広めです。
閉ざされた扉や敵を倒さないと進めない通路にちょっとした謎解きもあり。
マップが親切なので迷うことはほぼありませんでしたがそれは進むべき道のヒントがゆる~く極自然に存在しプレイヤーを導いてくれたおかげ。

矢印などでヒントそのものが表示されるのではなく正しければチェックポイントがあったりイベントバトルがあったりとプレイヤーの誘導が素晴らしいです。
なのでそんなに困りはしなかったのですが右スティックで画面の上下左右の視点移動はあってもよかったかな。

各ステージ上に存在する敵は多彩な攻撃をしてきますがだいたいパターンが決まっているのでそこまでの難敵ではなし。
探索時の難敵はステージ上に存在する落ちるとHPが少し減ってリスタート地点からやり直しになる『罠』の数々。
罠によってはHPすべてをもっていかれてゲームオーバーになることも。
ですが本作は”死にゲー”というわけでもなくプレイヤーが何度も挑戦できるようリスタート地点は細かく設定され罠の難易度もそこまで高いわけではありません。

この道中を阻む敵と罠のバランスがとても良いのです。
各ステージはクリアに時間はそれなりのかかるのですがバトルアクションと探索アクションのメリハリで攻略中ダレることはありませんでした。
さすがに終盤は罠の難易度が上がってリトライを繰り返すトラップが増えますが理不尽さは無く「どうすればいいんだコレ!?」と憤ることもありませんでした。

気持ちよく駆け回れることに重点を置いたような探索アクションやギミックの数々は多すぎず少なすぎず簡単すぎず難しすぎず良いバランスです。

 

■グラフィック・キャラクター
2Dアクションゲームとして申し分ない出来。
キャラクターらはセルアニメーション風に描かれているのですがどうせアニメ調にするならカップヘッド(アニメのように動く2DASTG)くらいヌルヌルに動けば尚よかった。

体験版で購買心を射抜かれたのは個性的なキャラクターデザイン。
このヒロインらしからぬデザインの女性誰?
嫁!?
しかも身篭ってる!

その後も個性的な味方・敵キャラは登場するのですが魅力、活躍ともにイマイチだったのは残念。

■ストーリー
サブタイトルに「復讐の斬撃」とあるように体験版の○○が殺されたりよっぽど酷いことされるんだろうな~、と思いきやそこまでではありませんでした。
プレイヤーの闘う理由や動機はハッキリしていてゲームを進める意欲になるストーリーは用意されています。
昔ながらの王道ストーリーですがアクション面で古き良きスラッシュアクションを現代でも通用するアクションにブラッシュアップしたように本作のストーリーも現代なら逆に通用するわかりやすいレトロな展開で不満は無し。

■BGM
古代祐三氏がコンポーザーとして参加。
すべてが古代氏作曲ではないようですが疾走感のあるBGMが多くスラッシュアクションに華を添えます。
なぜかスーパー忍1作目(初プレイはWiiのバーチャルコンソールかな?)の最初のステージとボスの音楽は今でも覚えているほどの名曲ですが本作にそこまで記憶に残りそうなBGMはありませんでした。
でも気分も高潮させてくれる良い曲揃いです。

マップ内に一撃死のトラップが多いゲームなのですがゲームオーバーの度に「ワッハッハ」と敵のボスに笑われるのは結構ムカついた・・・。
場所によっては難所→リトライ→死亡→ゲームオーバー→「ワッハッハ」→を何度も繰り返す、のです。
一応バディも存在するので励ましてくれたら励みになるのに(笑)

■価格
この内容でDL版約3000円はなかなかの安さ。
ストーリークリアだけでも10時間強かかりクリア後はアーケードモード開放、やり込み要素や収集要素もあります。
ボリューム面でも価格以上に遊べるでしょう。

■バグ?
2点遭遇
1回だけですが画面が真っ白になり手前側()は見えても奥側が真っ白になって動けはするけどなにをやってるのかわからない状態に。
そういう演出なのかとおもいましたが一度ゲームを終了してやりなおすと通常に戻りました。

もう1つは「禁止区間にはいったため録画を中断」「録画を再開しました」とのメッセージがたま~にですが繰り返し表示されることがありました。
そんなシーンでもないのに。

■その他

開発はフランスのデベロッパーですがディレクターとプロデューサーは日本のセガのスタッフ。
そのためか洋ゲーにありがちな取っ付きにくさや不親切なところは全くといっていいほど感じませんでした。

2Dアクションゲームは廃れているようでインディー界隈ではいまだ健在で大人気や大ヒットも珍しくないジャンル。
その中でもメトロイドヴァニアやソウルライクとジャンルも様々。
私も時折遊びますが本作は体験版をプレイしてみてキャラクターとアクションの良さに魅かれ製品版を購入。
本作ならではの独創的な要素は少なかったのですがアクション面は期待以上で遊び応えがありました。


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