メインストーリーは全5話+α
一年戦争と同時代の話。
難易度は若干高め。よりよい報酬を得るための高評価でクリアーするのはかなり困難。
そこでパイロットの育成、MSやパーツを集めるために様々なシチュエショーンのシミュレーターモードが搭載。
メインは2~3時間程度でクリアーできますが育成・収集のためのやり込みは結構あります。
プレイヤー側の機体はザク、ドムといった地味なもの。
武器もやり込みで増やすまではバズーカくらいしか使えません。
シミュレーターモードではガンダムやアッガイらが使えますが。
インターミッションや日常パートは3D。なぜか戦場のヴァルキュリアのような絵画調グラフィック。
序章のVol1はシリアス少なめ、コメディタッチ多めの明るい展開のアニメーションやカットシーンが続きます。
これが・・・実に楽しい!
壮若女子が集まったフェアリー隊の日常は今まで恨み嫉み怨念復讐ありきで暗めに描かれていたジオン軍兵士とは真逆。
常に前向き、辛い兵役の合間は仲間との日常を笑顔を絶やさず楽しみ満喫。
彼女達の笑顔に難易度の高いステージではこちらも元気付けられてしまうほど。
MSでじゃれあったりMSが肩を揺らして笑っている様は「これはガンダムじゃない」と嫌な人にはとことん嫌な演出かも。
私は和みました。こんなスピンオフがあってもいいじゃない、と。
ただVol2以降、この日常が一変しそうで見ていて辛いストーリーになりそう・・・。
戦闘パートはバトオペ2本編とほぼ同様のテンポ、スピード感、重量感。
EXVSのようなスピーディーな動作はできずアートディンク製ガンダムの派手な必殺技もなし。
敵機の近接へのカウンターはやりやすくなってるような。決まると爽快。
良く言えばズッシリ。
悪く言えばノッソリ。
リロードやチャージもバトオペ2並のスピード。
MSのグラフィックはリアル志向ですがほとんどバトオペ2なのでそこまで美麗でもなし。
バトオペ2が合わない人には本作も合わないと思われます。
戦記系が合ってた人には程よい重量感に感じるかも。
ただVOL1に戦記系を求めると機体の少なさに肩透かしをくらうかと。
PS5ではバトオペ2同様トリガーの抵抗でトリガーの重さを体感できます。
分割で2200円×3部作、の価格はVoL2、VOL3の内容次第ですがVOL1の2200円はギリギリ許容範囲。
やり込めばやり込むほどバトオペ2に還元されるナニカが多ければよかったけどそれはそれでバトオペ2の課金プレイヤーにとってはちょっと面白くないのであまり贅沢はいえないか。
逆に所持機体やパーツなどバトオペ2から本作に還元される要素はもっとあっても良かった。
本作をやりこむ事で獲得できるMSはバトオペ2と比較すると少なめ。
Vol2~3でどれくらい増えるのか・・・Vol1だけで本作全体の評価を決めるのは早すぎ。
垢抜けたストーリーは短めですが今までの一年戦争ゲームにない魅力が彼女達にはあります。
今後暗転しそうなVol2~3のストーリーに不安を感じますが楽しみ。
鉄血みたいなENDになったらVol1が良かっただけに泣いてしまいそう。