発表時は「幻影夢e忍者ネプテューヌ」という名で閃乱カグラとのコラボになるとは夢にも思わず。
どちらかが異世界召還してきたわけではなく2つのゲームのキャラが1つの世界に共存(対立)しているところに第三者が攻めてきた・・・と深く考える必要のない世界観。
両タイトルのキャラはオリジナルを踏襲し、それでも違和感のない絡みが展開されます。
PSを代表するギャルゲーの夢の共演のはずなのですが違和感なさ過ぎてゲーム内からは驚きが感じられません(笑)
ギャルゲーのなかでも露出の多かった両作ですが今作ではセクシーらしさはかなり抑え目。
脱衣や衣装破損はなくても下着はそこそこ見えるし胸は揺れるので表現規制だけのせいで抑え目に感じているわけではなさそう。
お色気を全面に押し出すことができないご時勢の中ではいろいろと攻めていますが攻めあぐねている感が強め。
セクシーな箇所を際立たせたりアップにできなかったり。
でも見えることろは見えたり・・・規制の基準がわからない。
↓などタオルの中も見ようと思えば見れます(見てガッカリする人もいそう)
ストーリーパートの戦闘はかなりの高難度。
普通に進んでいると敵の攻撃が数発当たっただけで死にます。
そこをアクションの腕orレベル上げで踏破していくことに。
アクションは本格的かというと本格的アクションゲームに失礼(今作にも失礼・・・)ですがスキルアクションの組み合わせによる一時的パワーアップ、背後からの攻撃が有効、ジャスト防御など駆使することで高難度を攻略できるシステムが搭載。
ただそのどれもが強敵相手だとイマイチ機能していません。
スキルアクションは硬直中に敵の攻撃をくらいやすく(敵は攻撃されてものけぞったり、攻撃を中断しない事がおおい)
背後に回るためのダッシュゲージとスキルアクションを出すゲージが共通で空になりやすい。
ジャスト防御が成功してもリスクの割りにリターンが少ない。
レベル上げに時間をかける事でかなり楽にはなりますがボタン連打でクリアーできるまでにはならないので実は良バランスにできているのかも・・・。
レベルを上げて使いやすいキャラクターとスキルだけ使い続ければいいだけ、にもなりがちですが終盤は被弾を防ぐことがかなり重要。
スキルの組み合わせによるパワーアップ、背後攻撃らが上手く組み合わさったときの必殺技のダメージは特大で爽快感はかなりあります。
回避よりもガードが有効で連続ガードが見た目にもカッコいい。
ストーリー
ボリュームは短め。
普通に進むとステージの適正レベルよりも-5~10で次のステージに進むことになるのでレベル上げのためにサブステージをクリアーしに寄り道。
サブステージにはストーリーらしいものはなくレベル上げ&プレイ時間の底上げが目的にしても味気ないものに。
クリアー後にはやりこみ要素はあり。
オリジナルキャラクターやありえなかったネプテューヌらとカグラらが共演する会話パートは能天気で和やかで楽しく見れます。
ただ会話しているだけにも感じコラボのお祭り感が薄め。
2作品が共闘して第三勢力と戦う以前のゲームの世界の中で対立していた部分がほとんど描かれていないせいかな?
映画でも「○○&□□」より「○○VS□□」のほうが萌え燃えるし。
○○VS□□の後の○○&□□の共闘こそが熱いのに。
忍道戒からも鴉のゴウが参戦していますがもっと引っ掻き回して欲しかった。
能天気、お色気、ゲームネタ、パロディ、はネプテューヌ&カグラのコラボ作品としては大人しめ。
あちこちに散りばめられた小ネタにはニヤリとさせられますがボリューム自体が少なめなのでそれらも過去作より少なめなような。
明るく楽しく、かつ激しく楽しめるアクションゲームにはなっているのでストーリーパートの会話シーン、アクションシーンをより長くよりたくさんのキャラで遊びたかった。