PS5【サイレントヒルf】全EDクリアー後感想 ※ネタバレ控えめ&グロあり注意 怖さを上回る鞄の小ささ

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※本作はかなりキツめのグロ描写が多くあります。
この記事ではそのキツめのスクリーンショットは掲載していませんがこの記事のスクリーンショットですらキツいと感じられたかたは本作には手を出さないほうがよろしいかと。
反面、コンプラ厳しい世の中あえてここまで残酷表現にチャレンジした本作を多くのゲーマーに体験してほしい気持ちもあります。

ホラーゲーム屈指の名作シリーズ最新作は竜騎士07さんがメインストーリーや世界観を担当。
ゲーム中のメモなども担当されるほど深く関わられています。
そして和風に。
素晴らしく良い仕事をされています。

■アクション
いきなりネガティブな感想ですが敵と対峙したときの操作性があんまりよろしくない。
ただしサイレントヒルシリーズではこれが誉め言葉になるんです。
モーションのたどたどしさがキャラクターの素人っぽさに繋がり動かしにくさが妙にリアルで没入感アップ。

本作はアクション性が強まり溜め攻撃や見切り反撃が可能に。
この2つを駆使しないとクリアは難しいと思われるほど本作は敵との逃れられないバトルがちらほらあります。

特に見切り反撃。
敵の攻撃を見切って(合図が出る)反撃するわけですがこの見切れる攻撃が少なく判別が難しめ。
超上級者ならスイスイかわせるのでしょうが理不尽に近い攻撃の数々はムカッときます。
雑魚は逃げようと思えば逃げ切れる配置なのですが不意打ち気味に襲ってくる敵や飛びつき攻撃をしてくる敵も。


見切り攻撃や渾身の一撃は決まれば気持ちいいのですがサイレントヒルにバトルの気持ちよさをそこまで求めてはいないので。
終盤の強制連続バトルとか勘弁してよ、と。
敵の強さよりも雰囲気やフィールドの醸し出す雰囲気で怖がらせてほしかった。
もちろん本作のフィールドもおぞましく狂気じみた「先に進みたくないけど進まなければいけない」怖さはあります。
その怖さが敵と対峙したときの恐怖に勝っていないのは残念。

本作自体が不自由さや不便さからくる非日常を楽しむゲーム性。
それでも不親切すぎる箇所が多々あり許容範囲を少々超えているかと・・・。

■シナリオ
ショッキングな出来事が次々と主人公・プレイヤーを襲ってきます。
非日常的なモノから日常でもありそうな絶対に出会いたくない、言われたくない物事の数々。
具体的な説明はかなり控えめでジワジワジワジワ真相に迫っていきそうでいかない不安定さがちょうど良い進行意欲に。

 

若者の時折衝突する棘棘しい感情やセリフには胸が痛くなるほど。
漫画やアニメで使い古されたはずの一言一言が本作ではより深く刺さってきます。
敵、フィールドではなく人間家族友達他人が心理的に迫ってくるホラー感覚はお見事で竜騎士07さんの真骨頂。

■キャラクター
主人公は女性ですがあまり女性らしい面をみぜす言葉も男勝り。
他の登場人物もですがキャラ設定がアニメアニメしていないのはミステリアスで良い。

ボイスは大体のキャラが棒読み気味。
だが、それがいい!
本作の雰囲気にあっているんですよコレが。
主人公雛子を演じる加藤小夏さんの朴訥とした演技に最初は不安しかありませんでした後半感情を爆発させて場面も増えその頃には不安も払拭。
名演技!
ファミ通インタビューで「ネガティブな発言に聞こえてしまうかもしれないが不思議なことに台本を読んだこと、アフレコしたこと、物語の詳細の記憶があまりない。覚えていない」というのが怖すぎるんだけど(笑)
宮崎駿監督があえて声優を起用しない気持ちに似ているかも。
不完全なボイスが逆にリアリティをアップさせています。
ただし!これは本作がサイレントヒルシリーズだからであって他のゲームもそのほうがいいというわけではありません。

何故主人公ががここまでズタボロになっているのかはゲームをプレイすればわかるのですがプレイ前に予想していた「敵にやられて幾たびに衣服も削られていく」システムではなかったのは少々拍子抜け。
ズタボロになる理由は類を見ないほど残酷な理由があるのですが・・・。


■アイテム所持数上限
いくらなんでもアイテム所持上限が少なすぎる。
いらないアイテムは売却して強化につかえるのですが上限の少なさで売却可能な祠をいったりきたりするはめに。
回復アイテムなどの少なさで高まる緊張感以上にそのいったりきたりがホラーゲームらしさを損なっています。
アイテム所持上限が緊迫感に繋がるのは理解できるで上限を無くせとまではいいませんがバイオでいうアイテムボックス的なものはほしかった。
バイオのようにどこに入れてもどこからでも取り出せなくてもいい、入れたアイテムは入れたボックスからしか取り出せない方式でもいいので。
同じ箇所を往復することも少なくないゲームですし。

■武器の消耗システム
武器を使っていると徐々に耐久値が減っていくシステム。
他ゲームでも忌み嫌われることの多い要素。
FF14ももうこの要素は無くしてもいいと思っています。
その上このゲームは耐久値が0になった武器はロスト。

緊張感や武具への愛着をアップさせる一因にもなることもあるので全てのゲームから撤廃してほしいわけではないのですが本作に限ってはいらない!
ただでさえアイテム所持上限がキツイのに武器の修理道具も鞄を圧迫するのはプレイヤーへの切迫感で上げすぎでストレスでしかありませんでした。
その切迫感もサイレントヒルならでは!といわれたら・・・前述したアイテム管理の面倒臭さがサイレントヒルらしさを台無しにしてるんですよね・・・。


■ゲームシステムもろもろ。
基本、周回ゲーム。
2周目からは不親切さもあいまって変な所でセーブするとフラグ取りこぼしが発生し最初からやり直しになることも。
ただし2周目からは謎解きなどがやや軽減されるのは親切。
みたことのないムービーをスキップしようとすると注意書きがでるのも親切。
アイテム所持上限アップやステータスアップに必要な超重要なアイテムのわかりにくさなどゲーム内容は不親切なのにこういうシステム面は親切なので本作に好感を持ってしまいます。

■グロテスク
ブツブツ・ツブツブ恐怖症の人は絶対に手を出さないほうがいいです。
流血表現もオンオフ機能はありません。
残酷表現がキツいゲームは洋ゲーにも多いのですが本作は和ゲーならではのイヤ~なところも突いてきます。

視覚だけでなく心理面の描写でもプレイヤーの精神をグサグサ刺してくる竜騎士07さんならではのシナリオもかなりキます。

■その他
恐怖心とか緊張感とか書いてきましたがホラーゲームとして怖かったのかというと・・・。
というと・・・。

アイテム所持数上限のきつさでホラーとしての怖さを感じる暇があまりなかった(笑)
シリーズ過去作で感じてきた「こんな世界にいたくない!」という感情もあまり起こりませんでした。
フィールドはおどろおどろしく作られているのですが和風テイストのためか「気色悪い」というより「綺麗」と感じるフィールドも。
スプラッターホラーのどぎつさがサイコホラーとしてのインパクト上回っているようにも感じましたがそれはプレイヤーそれぞれかな。

で、
面白かったかどうかというと・・・。
面白かった!といえるホラーゲームはホラーゲームとしてどうなの?ってことですが(笑)

良きホラーゲームでした!
コレが正直な感想です。
アイテム管理や変に強い雑魚敵の不満も書きましたが結果的には”怖さ”に直結しているので。

「これはサイレントヒルか?」と考えることは幾度もありました。
それでも結果的にはサイレントヒルを冠する覚悟を持って開発しつづけたことが屈指のホラーゲームとして完成される結果になったのではないでしょうか。
あんまり過去作に囚われているとシリーズの進化と発展にブレーキが掛かってしまうので本作くらい道が外れることも必要。

 

それでもね・・・・・・・・

主人公が○○して○○するのはアクションゲームとしてはよくても


サイレントヒルとしてはどうなの???


というもの正直な感想なんです。


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