「機動戦士ガンダム」監督の富野由悠季さんがNHKニュースの戦後80年企画に出演。「戦争を全く経験してなかった世代とは違う」「新作は戦闘ものにしたいと思っていますが敵がいません」

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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250617/k10014837331000.html

 

「そのあと零戦(※旧日本海軍の戦闘機)に興味を持ち始めた小学校時代があって、中学高校で自分なりに戦記物を読んでいくという経験をしていった時に、B29の爆音は(自分が経験した)日常のものとして捉えてるものとしてあった。それが戦争を全く経験してなかった世代とは違うんだ、というのがわかるようになるには20年の時間差がありました。20年の時間差をもった僕の後輩と言われている人たちを見て思うんです、『全部絵空事だな』って」

 

『機動戦士ガンダム』っていう作品は何をやったかっていうと、近未来を舞台にした戦記物をやってみたんだ。モビルスーツと言われている兵器は、現在の戦闘機以上に高性能なわけです。そんなものを使って戦争をやるっていう時に、ドローンが出てきちゃったんです。」

 

現在83歳の富野さんですが、最後に今後の創作活動についても少し語ってくれました。

「必死に戦闘ものにしたいと思っていますが、今回のものは敵がいません。敵はひょっとしたら、地球を使って暮らしているという人類が敵です。そういう物語を作りたいと思う。アニメだから作れるという確信はあります」

本日夜9時のニュース内でインタビュー動画も流れました。
いまリアルな戦争モノをつくろうとするとドローン兵器が主役になっちゃうからなぁ。
無人兵器の恐ろしさをF91で知らしめてくれたけどあれに現実が追いつくとは。

 


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