ロング対談から興味を魅かれた内容を。
山寺「明夫さんはずっとリスペクトしている先輩」
大塚「でも2つしか違わない兄弟みたいなもの」
大塚「攻殻のときはネットってなに?という時代だったので”ネット”の発音を皆で考えてた」
山寺「この時代にデビューする年代じゃなくて良かった。今ならボクは埋もれている」
大塚「僕もそれ思います」
山寺「今回はぶっちゃけたほうがいい場なので言うけど、一時期人気先行でたいしたことの無いヤツが売れているとひがんでいた時期があった。人気声優が登場する時だけイベントの席が埋まったり。でも最近考えを改めた。やっぱり凄い人は凄いから」
大塚「なぜ特定の人が人気なのか考えると何かが必ずある、それは何かと常に考えている」
大塚「今スタジオで戦っている人はみんなかなり気合が入っている。売れている人は気の緩みもないしこれからの人は売れようとする気概を感じる」
山寺「最近花江のいい話をいっぱい聞く(笑)あいつ、ホントうまい」
大塚「彼の表現は凄い。自分が彼の年頃の時それができなかった」
山寺「音楽をやっている方々も尊敬する。水樹ちゃんとか宮野くんとか」
大塚「マモくんのCDには見事にひきこまれた」
大塚「シュタゲが好きな作品の1つだけど宮野くんが売れているのはカッコイイからでもなんでもない。うまいんだ、と」
大塚「シュタゲおもしろいよ。まどマギも」
大塚「山ちゃんはマルコムXの吹き替えの時本人の演説のCDを聞いて研究するような人」
山寺「そのくらいは皆さんやっているでしょう。僕は昔から器用貧乏といわれていたが今はこれくらいできて当たり前の風潮」
山寺「TVに出すぎ、顔が浮かぶのがイヤといわれるが面白そうと思う企画に呼ばれて参加してなにが悪いんだって(笑)でも声優として顔を思い浮かばせては駄目だと省みた」
大塚「それを一概に駄目というのちがう気も」
山寺「やっぱり作品に没頭したら顔は思い浮かばないしまだまだだな、と力不足を感じる」
大塚「木村拓哉さんのハウルはなんて素敵なハウルだと思った。声優業界にハウルをあれだけ立体的に描ける人はいない。彼の勝ち」
山寺「俳優を起用すると声優にやらせろという声にはびっくりする。声の芝居は難しいのは確かだがトトロの糸井さんや風たちぬの庵野さんと同じ味を出せといわれても僕は絶対にできない。庵野さんのしゃべりを研究したが真似できなかった」
大塚「おれもやった(笑)」
山寺「願わくは皆さんには先入観なしで受け止めて欲しい」
山寺「エヴァのとき林原ボソボソいってるから「もっと大きな声で」といったら「こういう役なの!」と(笑)今はそういう演出も定石」
大塚「僕はこの業界に全然悲観的ではない。声優魂を書いて数年たって確実にいい方向に変わっている感触がある。櫻井くんや神谷浩史くんらがいてくれて安心感もある。意外と将来は暗くないかと」
山ちゃんが力不足を感じるって他の声優らはどんだけ頑張ればいいの・・・(笑)
”最近考えを改めた”の最近っていつだろう。2~3年前程度ならちょっと怖い。
大塚さんは声優業界に厳しい意見を言われることも多いけど日進月歩その現状は好転しているのかもしれない。
少なくとも声優魂出版時からはいい方向に転換しているようで。
悪化しないようご意見番としての立場として大塚さんはあえて苦言を呈しているのでしょうし。
MGSはGB、2はGBC、3はGBAで出すべきだった
定年退職を廃止するべきだ
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