6やAHから大きく変わり映え、進歩した点は少ないのですがグラフィックの向上はゲームの面白さにも繋がることがわかるタイトル。
コントローラーの振動も大きく活かされ手に汗握る感はシリーズ中最高。
ロケットの弾道、機体の動きに対応したエフェクトや演出、自然現象や挙動の描写がリアルになりゲームを超えた現実体験をしている気分になれます。
もっとも戦闘機を運転したことはありませんが元パイロットの方が認めているクオリティ。
今作のエースコンバット7では気象条件の再現が素晴らしく、ベテランパイロットでも陥るバーティゴ(空間識失調)を体験できます。雲中でバーティゴに陥ったら自分の感覚ではなく「計器」を信じましょう。飛行機は嘘をつきません。僕も久しぶりにバーティゴを体験して恐怖を感じました。
— BYRD / MY GAME LIFE (@mrmehoso11) January 17, 2019
それだけにもっと風変わりなシチュエーションや舞台でドッグファイトをプレイしたかったのですがその点は過去作を超えるような変わり映えは無し。
戦闘シチュエーションのアイデアでは洋ゲーFPSに1ステージだけ戦闘機が操縦できるようなシーンのほうが勝っているかも。
ホバリングしたり人をも巻き込んで破壊行為を行うのはエーコンらしくはありませんが。
機体や背景はもっと繊細で綺麗に、なおかつリアルになっていれば。
ストーリーはなんだかわからない、ところから始まってなんかわかってきた頃にクライマックス、でなんとなく理解できた頃にエンディング、とクリアーしてみれば単純でわかりやすい内容。
特別なカメラ演出、僚機との編隊飛行、対大型戦艦など他ゲームや過去作にあった要素が無いのは残念。
正統進化とともに原点回帰も目指したのかな?その目論見は成功しています。
そしてPSVRモード。大きな進化が無い、変わり映えが無い、というのはこのモードのことは含んでいません。
「エースコンバット7+(PSVRモード)」はとてつもない進化、臨場感、シチュエーションが劇的にパワーアップしたタイトルです。
元戦闘機パイロットが断言します。エースコンバット7をVRでプレイすれば本物のACM(空中戦)を味わえます。https://t.co/tsYJ9MsBSU
— BYRD / MY GAME LIFE (@mrmehoso11) January 16, 2019
正直、今まで「戦闘機パイロットになりたいひとはエースコンバットをプレイすると良い」と言う意見に賛成できなかった。いくら素晴らしい作品でも所詮「ゲーム」だと思ってたから。でも考えを改めたいと思う。戦闘機パイロットを目指すひとはエースコンバット7をVRでプレイする事をお勧めする。
— BYRD / MY GAME LIFE (@mrmehoso11) January 17, 2019
体験版はプレイしていないのですが配信されているのはステージ1かな?
ステージ1だけでも熱くなれる空中戦は体験できますが
ステージ2は地上の敵が増えるため墜落してしまう緊張感がプラスされ汗ばんでしまうほど。
1、3では酔わなかったのですがステージ2はちょっと酔いました。
ステージ、機体、兵装がかなり少ないのでオマケモードと思われても仕方がないのは残念。
今作で発表済みPSVR対応・専用大作ゲームは出尽くしたといってもいいでしょう。
今後新作が発表されるのか気になります。