今尚続く『軌跡シリーズ』
作品数は約15本にも。
「那由多の軌跡」のような独立した作品もありますが14本は世界観や物語に繋がりもあります。
その1作目がフルリメイク。
なぜ14本もいまだに続いているのか・・・普通のRPGでも○○XIV並に続くシリーズは稀。
ましてや本作はその14作品のストーリーが地続きになっています。
その理由がこのリメイクでわかったような気がします。
2DだったオリジナルやPS版は移動や戦闘のテンポの悪さもありましたがシナリオ、キャラクター、バトルシステムなど「1作目がプレイヤーの心に響く名作」であり
その良さが新作にも受け継がれてきたからではないでしょうか。
「軌跡シリーズ、やってはみたいけどどれからやればいいのか」「このシリーズはグラフィックがちょっと・・・」
「いまさらコマンド選択バトル面倒」
といった方にも
「まずは本作をプレイしてください!」とお勧めできる良リメイクになっています。
■戦闘■
近年の軌跡シリーズから導入されているクイックバトル(アクションバトル)とコマンドバトル(コマンド選択式)の切り替え方式を継承。
クイックバトルで敵をスタン(麻痺)させコマンドバトルに変えて有利な状態で戦闘開始。
でしたが本作は過去作より敵が固めでなかなか麻痺してくれません。
確実にスタンさせられる要素は中盤あたりで開放されますがもう少し早くてもよかったような。
その要素が開放されるまではクイックバトルの意義がわかりにくいので少々の間辛抱を。
いざ開放されれば戦闘の殲滅速度が跳ね上がりテンポが俄然良くなります。
敵の強さをオリジナルに近くしたのか近年の軌跡作品とくらべると敵が強く感じました。
硬くて状態異常攻撃も多めで厄介。
きちんと対処しないといけなくなり通常攻撃のみのごり押しでは勝ちにくくなっています。
戦闘システムでは覚えることは多いのですがスンナリ馴染めたのは私がシリーズを欠かさずやっているおかげもあるかな。
初見の人向けにチュートリアルはありますがなれるまでアーツ?クラフト?と少々戸惑うかも。

■フィールド■
ハイスピードモード&高速移動や細かいファストトラベルのおかげでフィールドや街は広めですが移動はまったく苦になりません。
ロードも早くてロード画面は必要ないのでは。
早すぎてロード中のTIPS読めない(笑)
特筆すべきはマップとフィールドの構成が非常に優れている点。
マップは見やすくわかりやすい、宝箱やアイテムが落ちている箇所の数やヒントも絶妙。
丁度よく配置されていて寄り道がストレスになりません。
長年同様のマップを造り続けてきた賜物。
強制イベントでもない限り雑魚との戦闘は全て避けることが可能。
前述したように本作の敵は強めなのでレベル上げもしたくなりますが
フィールド上のオブジェクトを壊す→戦闘で有利に戦えるブレイブゲージが溜まる→ゲージが満タンなら雑魚を倒す。
のやりかたでレベル上げに時間を割くことなくクリアできました。
依頼イベントや宝箱・落ちているアイテムでお金も稼げるのでそのあたりもしっかり探索をやったのでお金は余り気味でした。

■グラフィック■
近年の日本ファルコム作品とはガラッと描写が変わり温かみのあるグラフィックに。
とくにキャラクター。
見た目だけでなく動きや表情も多彩になり
いままでのファルコム作品を貶める気はまったくないのですが
ついに人形が本作で人間になった!!!
くらいの衝撃。
カットシーンもモーション、ポーズが人間らしくなりカメラの角度やパースの凝りかたも今までのファルコム作品では見られなかったもの。

そりゃあ他社のAAA・AA作品に比べればまだまだ見劣りはします。
モブキャラ、建物や構造物などもうちょっと頑張ってほしいところも多々あります。
しかし、今後の作品も短いスパンで発売し続けていただけるのなら及第点!満足!
本作以上の贅沢は求めません!
私は日本ファルコムの作品が大好きですし新作はほぼ全てプレイしてきています。
それでも新作のたびに「新作発売スパンが短いのは嬉しいけどグラフィッグが犠牲になっている点は改善しないのか」と嘆き書いてもきましたがようやくファルコムが大きな一歩を踏み出したようで嬉しいかぎりです。

■ストーリー■
オリジナルからどのように変化があったのかはオリジナル版プレイがだいぶ前なのでわからない・・・。
身近な事件がこの国の危機につながる流れはゆったりしていますがしっかりと先を見たくなる展開が続きます。
1作目ということもあり人物の相関関係や国や組織の対立構造がわかりやすいです。
依頼イベントは報酬もよく高速モードのおかげでテンポよくお使いできます。
メインクエスト&依頼イベントをクリアするとエステルの能天気な一言コメント&特別な写真が追記されるのもイイ。
学園生活中の某イベント、たっぷり長めに見せてくれたのは驚いたけどココに力を入れるのか(笑)と苦笑するほどの長さでした(笑)
この本作で物語りはきっちり終わるといえば終わるし終わらないといえば終わりません。
厳密にいうと終わりません。
それでも「なぜ軌跡シリーズは長く続いているのか」の要因の1つ「1作目のストーリーの素晴らしさ」を体感してほしい。
物語を知っているのにエピローグとスタッフロールで号泣しました。
終わりはしませんが素晴らしく余韻の良い終わりかたです。 
■キャラクター■
3Dになったこと以上に軌跡シリーズ過去作に比べキャラクターの動きや表情に人間らしさが増して人気キャラが集う空の軌跡1作目キャラクターの魅力も増し増しに。
人間らしさが増しすぎて「エステルってこんなに恋に敏感な女性だったかな?」「オリビエこんなにウザキャラ(誉めてます)だった?」と印象が変わることも(笑)
本作は4人パーティ制なのですがメインストーリー上、2人や3人で行動することが多く昨今のRPGのバトルに比べて寂しいかも?
私はそこまでは感じませんでしたがややシンプルなバトルには思えました。
キャラクターが途中いなくなったりするもの今ならボッコボコに叩かれそうだけどそれが本作のストーリー性を高めている要因でもあります。
終盤はキャラクターが○○・・・するから大丈夫かな。
■音楽・ボイス
BGMは3種ありますがアレンジバージョンも原型から大きく変わっていないので懐かしい気分も味わえます。
ボイスはフルボイスではないのですが大体ボイスあり。
それなのに「なんでココはボイスないの?」と感じる会話シーンはチラホラありました。
メインキャラと脇役の会話でメインキャラはボイスがないのに脇役キャラはボイスありでしゃべってるちぐはぐなシーンもちょっとありました。何故?
オリジナルのファンにとって本作で一番重要な点であろう「ボイスキャスト大幅変更」
私はそこまで気になりませんでした。
オリジナルの声優を揃えるのはは今ではいろいろ難しいでしょうしここでリセットするのはいい機会かも。
アリシア女王(↑の人)を演じた中村繪里子さん、老け役が上手でビックリ。
エピローグ・EDの流れは演出、歌詞が良すぎて号泣。
おやっと思ってオリジナル版のEDをYoutubeでみたら・・・ほぼ一緒!?
オリジナル版EDで今回ほど泣いた記憶はないけど本作でここまで泣けたのは3Dになったことや演出がよくなったことでキャラクターへの思い入れが強まり、道中でのイベントやエピローグがより印象深く残っていたからかなぁ。
■その他■
2024年の日本ファルコム社長インタビューによると軌跡シリーズ完結まであと4,5本とのこと。
20年かかっていま3/4!?
シリーズファンは結末はもちろんみたいけど終わらなくていいから短いスパンで新作を追って遊べるだけで嬉しい境地に達しているかも。
本作が空の軌跡初見、軌跡シリーズ自体初見のプレイヤーでもこのリメイクをプレイすれば
なぜ長年続くシリーズなのか、
なぜエステルとヨシュアはその軌跡シリーズのなかでも絶大な人気を誇るのか、
この1作目があったからこそだとわかる良リメイクに。
1作目ということもあり初見の人にもゲームシステム、シナリオはわかりやすく受け入れられやすく作られています。

悩みどころはいますぐ続編を遊びたいけどオリジナル・オリジナルの移植版しかない。
and
本作をプレイした軌跡シリーズ初見者に「次はどれをプレイすればいいの!?」聞かれたときかな(笑)
続編である「英雄伝説 空の軌跡SC」をこのリメイクプレイ後の今、薦めるはちょっと気が引ける・・・。
日本ファルコム社長によると「(発売するとは決定していないが)続編はオリジナルのように2年も待たせたくはない」そうなのでその続編のリメイクを待つのもいいかと。
エピローグ・エンディング・スタッフロール・そして・・・この余韻だけで2年は我慢できる!




管理人はSwitch2版結局買わなかったんだな?w
グラフィックに関してはファルコム社長がインタビューで答えてたけど、今作はSwitchを前提とした開発でリードプラットフォームとして既存エンジンでSwitchに最適化した結果今までよりもグラフィッククオリティが増したと、グラフィックの工夫はスペック関係ないとインタビューありましたよ
管理人大好きなPSではなく逆にファルコムは身の丈に合ったSwitchに最適化した方が良かった模様
今ではSwitch2の展開も早いし鞍替えが見事に成功した集大成が今回のフルリメイクでしょう
いつもPS5のこと馬鹿にしてるのに、ゲーム買うのはPS5っていうのが、歪んだ精神を写してますね
2026年6月に空SCリメイク
2026年9月に界の軌跡2
の可能性もある…?(ない)
とりあえず界の軌跡2?は来年来てくれればいいよ
イース10完全版のPS5版も来るだろうし