【文春オンライン】小島英夫監督が見た『シェイプ・オブ・ウォーター』ゲーム業界やコナミに対する心境も?

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http://bunshun.jp/articles/-/6215

ゲームクリエーターの苦悩、現状
ゲーム業界が陥っている罠
ゲーム業界に「監督」はいるのだろうか?
私が「A HIDEO KOJIMA GAME」と記す理由

などギレルモ・デル・トロ監督「シェイプ・オブ・ウォーター」の感想をからめゲームについても語っています。
長文ですが必読すべき内容です。

この傾向は、ハリウッドよりもゲーム業界の方が顕著だろう。殊にAAA作品においては、分業の制作体制が確立し、キャメロンやデル・トロのように企画から全てをディレクションし、クリエイトする「監督」は、ほぼいないと言っていいだろう。いや、必要とされてもいない。ここにゲーム業界が陥っている罠がある。分業(ライン)による生産とデジタルによる制作は、効率という面で相性がいい。故に「監督」は、ハリウッド・メジャー映画のような「仕切り屋」でいい。
企画、原案、製作、脚本、音楽などから、プロモーションまで手をかける「監督」は、時間とコストがかかるだけで、効率化に適さない。企業にとっても無益だ。

一見正論に思える、このような考え方は、大いなる誤解だ。

また、この考えを別の面から見ると、デジタルで効率的に作られたものには作家性が宿らず(ただの商品)、アナログ的に手間暇かけたものはそうではない(創作物)、という誤解にも通じる。アナログだろうがデジタルだろうが、ツール(手段)であることに変わりはない。それをどう使うかに、商品と創作物の差が現れる。ただのコピーや類似品と、本当に新しい発明品との差が現れる。

噂レベルですがコナミを辞めた原因は小島監督の開発期間の長さとそれによる開発費高騰が
コナミの経営サイドの意にそぐわなかった、という話。
この記事を読む限りではそれでも作りたいものを作るためにコナミに理解して欲しかった監督の無念さが感じ取れました。
うがった読み方をすれば噂話を否定しているようにも取れ真相はわからないまま・・・。

 


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