PS5【ワイルドハーツ】クリアー後感想 ※ネタバレ控えめ 他キャラの手柄になっててジェラシー

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率直な感想はモンハンど真ん中。
いろいろとモンハン。
討鬼伝もプレイしましたが本作ほどモンハンモンハンしていなかったような。
ストーリーを進めるための討伐ミッションが順番に出現し敵が手強いようならばミッションを周回して素材を集めより良い武具を集めて再チャレンジといった流れ。
もちろんモンハンや他ハンティングアクションにはない大き目の要素もいくつかあります。

難易度はかなり高め。
敵の攻撃は休む暇もなく攻撃範囲も広め。
心が折れそうになるボスも少なくありませんが本作はハンティングアクションに”からくり”というアクションが用意されています。
足止め、技、砲台、ジャンプ台、壁、目くらましといったからくり道具を作成することで高難易度のボスをいかに攻略するかが肝に。
からくりを作るためのリソースはフィールドに落ちているものもあれば敵を攻撃することでリソースはもりもり回復。
拠点で準備して出撃時に持っていった数だけしか使えないということはありません。
からくりは使い勝手がよく上手くハマれば強敵の動きを止めることもできるのですがその”ハメる”のも難しめ。

戦闘・武器
癖の強すぎる武器種が複数用意されています。
しかしモンハン同様クリアーするまでは使い慣れた1つの武器種を使い続けていくのが狩りゲーの普通のスタイル。(そうでない人も当然いるでしょうが)
気分転換や行き詰ったときに武器種を変えることもありますが本作の難易度はかなり高め。
気軽に武器種を変えながらの出撃してもクリアーは容易ではありません。
障害物や敵に近すぎた時のカメラ視点があまり良くないのも難易度が上がっている要因。

せっかくの風変わりな武器を慣れ遊びつくすまでにはかなりの時間を要するのはもったいない。
いろんな武器をプレイヤーに使ってほしいからなのか特定の武器種で敵を倒すと報酬がもらえるミニミッションがあります。
この報酬がそれほど希少ではないのももったいない。
武器の練習ができる箇所が街中にあるのは便利。
類を見ない武器種が複数実装されていてこれが本作一番の魅力だと思います。
どれも操作にクセがあり使いこなすまで時間がかかりますが時間をかける価値はあるほど慣れれば慣れるほど面白い武器になっています。

進撃の巨人の立体起動ができる飛燕刀(ゲーム進撃の巨人より操作は難しめ)
多段ヒットが気持ちよすぎる傘、5つに変形する変形棍、連射とビームバズーカを兼ね備えた大筒、ガリアンの蛇腹剣など
それらにからくりを使ったジャンプ攻撃や空中ホバリング攻撃など攻撃方法は多彩。
多段ヒット系武器が多めなのは私好み。
回復アイテムとなる癒し水はHPを約半分も回復、出撃時に10個(育成が進むと15個以上)持ち出せるうえフィールド上で集められるという大盤振る舞い。
このおかげで他狩りゲーより生存確率は上がっていますが難易度を下げる調整を回復アイテムで補うのはどうなの?
3人同時プレイでも重くなることはありませんでした。

フィールド・街
ほとんどのフィールドがそれほど広くはありませんが高低差がありかなり入り組んだ作り。
別画面で開くマップはその高低差が表示されずマーカーで行き先が示されていてもミニマップ表示もないのでマーカーに到達するのも道のりが複雑で迷いやすい。
そこを崖と崖の間をつなぐ滑車や段差を乗り越える風車といったからくりを設置しプレイヤーが探索しやすいように施設を増築していくのが本作の醍醐味の1つ。
そのからくり設置には資材が必要なので簡単には作れませんが資材際あれば各所にファストトラベルポイントを作ることも可能。
他プレイヤーの協力要請に加わるとそのプレイヤーが改築したフィールドを訪れることになるのですがとんでもない造り込みをしているプレイヤーのフィールドをいくつか訪ねたことがあります。
各所に休憩場所を作り高速移動の滑車もあちこちに。
狩りだけでなく無人島開拓のような楽しみ方ができます。

街も同様なのですが草木や岩といった細かいオブジェクトがきちんと配置されていてゲームゲームしていないビルドになっています。
そこはリアリティを感じさせてくれるのですが狩りが始まるとそのオブジェクトがカメラ視点を遮りプレイヤーを見失うことが少々あります。
ボスの巨体やオブジェクトの間に入り込みどうやって出ればいいのかわからなくなることも。
ただ「どうやっても出れない!」という不具合はありませんでした。探せばいたるところにありそうだけど(笑)

拠点は広く高低差もありまさに1つの街という造りに。
ただしフィールドでも述べたように本作は高低差の判断がマップを見ただけでは判断できません。

武具屋の仕様がかなり酷い。
新入荷武具がわからなければ武具の性能の比較もやりつらく武具の強化も一苦労。
シナリオやクエスト進行で街のマップに表示されたところを探すのにどれだけ苦労したことか・・・。

後半から街をいろいろ改築したせいか少々重くなったのもストレス。
フィールドも街も率直な感想は「ごちゃごちゃしていて探索しにくい」。
それもオブジェクトを多数配置しリアルな自然環境に近づけようと頑張ってくれた弊害なのでケチは付けたくないのですが・・・。
ストーリー
きちんとしたシナリオがあります。
ドラマティックな展開もありますがそこまで凝ってはいないのでゲームを進める上での糧にするには弱め。
ストーリーミッションを協力プレイで進めるとホストプレイヤーが見ているカットーシーンも見ることになります。
ホストでないプレイヤーはスキップできません。
カットシーンはさほど長くないのでかまわないのですがその場合カットシーンでは主役として登場するのはマイキャラではなくホストのキャラ。
討伐後のNPCからの感謝が自分ではなく他プレイヤーのキャラが感謝されているの見続けなければいけないのは嫌な感じ(笑)

オンライン
共闘は
1・マップ上に表示されるクエストを選択後、共闘を選ぶ
2・フィールド上で敵と遭遇したとき「助太刀を呼ぶ」
3・”たき火”という施設から「討伐モンスターなど目的別セッションを作るor探して参加する」
4・フィールド上の”異夢の門”で助太刀を呼んでいるプレイヤーを探し参加する
と掲示板に掲載された一覧から選ぶようにスッキリはしていないので少々面倒。
ストーリー進行のためのミッションの選択が厄介で3でしか表示されません。(4も?)
ホストが自分よりゲームが進んでいるとクリアしてもクリア扱いにはならない。
クリア目的かどうかを表示させることはできますがホストの任意なので参加するまでわかりません。
シナリオ進行目的、とタグに書いてあっても同じ進行度と判定されなかったホストの人に出会ったことも数回。
助太刀するタイミングのせい?
プレイヤー人口が少ないのか助太刀に来てくれるプレイヤーや助太刀を要請しているセッションは少なめ、

本体をスリープでゲーム終了させると再開したときにオンラインに繋がっていない状態になります。
タイトル画面に一度戻ってオンラインに繋いでから再開すると問題なく繋がるように。
その説明がないのは不親切。

常時オンラインに繋がっているようですが回線切れしたりすることもなく共闘プレイ前後やプレイ中に回線落ちすることもされることもなかったのはかなりの好印象。
門で助太刀募集一覧をさがすと一度倒したことのある敵じゃないと表示されないのは不便。


グラフィックは美麗!とはいい難い。
どこかボケ気味で質感もイマイチで鉄も布も岩も肌もやたら光り輝いていてなにがなんやら。
雲の表現はスゲーとは感じました(笑)どこかに動画あるかな?

本作は難易度以上にオンラインプレイが3人までしか1ミッションに出撃できないため窮屈に感じます。
大きなバグ、不具合には遭遇していないのでもうすぐ配信されるらしい修正パッチ、アップデートよりも4人同時プレイ対応にしてほしいのですが。

狩りゲー全盛期(PSVITA発売当初の頃?)とは比較にならないほど狩りゲー新作が減りモンハン一強時代。
モンハンモンハンしている本作ですが本作ならではのからくりや癖ツヨ武器のおかげで大きな個性を持っているので新たな狩りゲー誕生といってもいいでしょう。
助太刀募集をかけても中々人が集まらないのはセッションにあまり助太刀募集をしているプレイヤーが少ないところをみるに単純にプレイヤー数が少ないせいかと。
100万人プレイヤーの道も1人のプレイヤーから。
きちんと真摯にアップデートを重ねていけばプレイヤーが賑わう狩りゲーになるポテンシャルは持っています。

ここまでは本日配信21日配信アップデート前の感想です。
アップデート後ですが街は軽くなったかも?


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