PS5【春ゆきてレトロチカ】クリアー後感想 ※ネタばれ控えめ 謎はすべて解けた=対の絵柄を見つけた?


スポンサードリンク

※全編スクリーンショット撮影不可なので私の撮ったスクリーンショットはありません

実写映像を使った今時珍しい純AVG。
よくあるAVGに実写を使っただけ、というわけではなく、このゲーム独自のシステムによるミステリー謎解き・推理AVGのために撮られた実写映像を使用。
実写映像でしかなしえない視覚による情報供給や展開もあり実写映像・謎解き・ミステリーは良いバランスで融合されています。

ゲーム進行
いくつかの章に分かれ章ごとにおおまかに問題編→推理編→解決編で進行。
「問題編」は実写映像を使ったストーリー進行。
実写映像の途中でボタンを押してキーワードを拾う要素もありますが拾わなくても後で自動で回収してくれるので見てるだけで問題なし。
実写だけでなくCGなど映像を使ったAVG(デトロイト等)では”見てるだけ”のパートは退屈に感じることもありますが本作の映像はなかなか美しく撮られ加工もされていて
演者の熱演もあり”見てるだけ”にじれったく感じることはあまりありませんでした。
普段、展開めまぐるしいアクションやRPGをプレイしているとさすがにこの問題編は(これはゲームなのか?)と感じることもありますが。
巻き戻しや一度みた映像のスキップは手軽にできるようになっています。

事件が起こる「問題編」を見終わると「推理編」に。

ヘックスでできた盤の赤コマで問題提起がされています。
右側にある回答の黄コマを動かして赤コマの隣の灰色のコマにハメていきます。

間違った推理をした黄コマをハメようとしてもハマらないので自分の推理が誤っているのかどうかの判断は簡単。
推理してコマをハメて回答、という書きかたは実は違っていて「ありえる仮定を作り出していく」というのが本作の推理のやりかた。
Aを殴った凶器がBCDの3つのどれかだとすればA←B、A←C、A←Dと3つの仮定をコマを動かして作りその中で矛盾をしているモノは除外、妥当なモノを脳内で炙り出していく。
間違った仮定を作り出してもゲーム内では「それ、間違ってる」とは教えてくれません。

あくまでプレイヤーがどの仮定が正しいか考える、それが本作の”推理”になっています。
この手順は推理している感を見事に演出し体感させてくれます。
少しづつ真実に近づいていく過程が感じられ「問題編」にはなかった思考が必要な遊べるAVGパートになっています。

・・・と手放しで誉めたい所なのですがこの赤コマと黄コマには親切が過ぎてその推理感覚を台無しにしてしまう要素が。

よく見ると赤コマと黄コマには六角の一片に模様が描かれています。(二片のコマもたま~にあり)
赤コマの模様とおなじ模様が対に描かれている黄コマを探す、これだけで本作の推理は進んでしまいます。
コマにかいてある問題、回答など読まなくてもオールOK。
上の画像で説明すると赤コマの右下に置くべき黄コマは左上に赤コマの右下の模様が反転して描いてある黄コマ。
その黄コマはここにはないので他所から正解の黄コマを探しにいく、といったやりかた。
これはAVGというジャンルでもなくパズルゲームと呼ぶのもおこがましいただの絵合わせ。
さすがに不味いと感じたのか赤コマの模様は見えにくくなってはいますが・・・。
せっかくAVGとして楽しめる要素を絵合わせで潰したのはもったいない。
もったいなさ過ぎる。
コマの模様を見ないよう自制しながら文字だけで推理していくのが一番このパートを楽しめるのでしょうが本作の推理パートは正解が強引だったりヒントが少なめだったりする箇所があるのでその自制心を折られがち。
その難易度の高さのせいかヒントや答えそのものを教えてくれる機能が搭載されてあります。(回数制限や評価ランクが下がるデメリットはある)
操作性もイマイチなのですが慣れればさほど問題はなし。

推理編である程度仮定が揃うと解決編に。
推理編で集めた過程を根拠に正解の選択肢を選ぶ形式が多め。
ハズすと一発でゲームオーバー。推理編の進めたところまで戻されます。
ゲームオーバーから解決編に戻るのがちょっとだけ面倒。
本作に分岐はないのですが誤った選択をしてしまうとその選択向けのゲームオーバー用実写映像が流れます。
かなりの尺を収録しているはずなのですが別の選択肢を選んだ場合の映像を気軽に見れないのは残念。

他にも360度視点を回しながらの探索、脱出ゲーム的パズルが少々あり。
実写映像パート並みに遊べるそれらの要素がバラエティ豊富でダレることはありませんでした。

ストーリー
不死の実を巡り起こる事件に巻き込まれる主人公の女流作家がその謎を解く形で進行。
その謎を解くには数十年前の事件をも解決していくことが必要となり主人公は昔の出来事が書かれた小説の登場人物を現在の人物に置き換えてプレイヤーが追体験(当時起こった事件を解決していく)していくことに。
主人公「登場人物が複雑で追体験むずかしいんだけど」
相方「登場人物を今、身近にいる人に置き換えると簡単じゃない?」
こういった流れで現在、過去、さらに過去の登場人物を同じ俳優が配役を変えて演じることに。
マルチロールシステムと名付けられていますが正直、予算削減と感じることも。
ただしこのシステム自体がシナリオ全体のギミックにもなっているので余計な詮索はしないことに(汗)
実写パートはロケーションは美しくセットは程よく美麗。
実写パート制作にはテレビ東京の連続ドラマ1クールくらいお金がかかっているのでは、感じるほどのクオリティ。(誉め言葉)
撮った映像をそのまま流すのではなく幻想的に魅せたり随所に手間をかけて加工しているようなので安っぽさも無し。
演者の皆様の熱演も良し。
もうちょっとメジャーな演者を揃えても・・・というのは失礼ですね。ごめんなさい。
CGのモーション・フェイスキャプチャーでは補えない演技でリアリティがアップ。
犯行のためのトリックはやや雑、無理矢理なこじつけに感じた箇所がいくつか。
あと、犯人が簡単に自白しすぎ(笑)もうちょっと粘って。
少々滑稽な展開やトリックもありますが実写映像起用は本作の物語にはピッタリ。
終章の怒涛の展開はそこまで散りばめられていた伏線に声が漏れるほど驚かされました。
音楽もゲーム内容にあっていて違和感なく場面場面を盛り上げてくれます。

実写映像をつかったAVGなので「連続ドラマをみたかのよう」「映画をみたかのよう」と例えたい所ですが私としては「実写映像を使ったミステリーAVGをプレイした」とそのまんまの感想。
映像を見るだけの受動的なゲームかとおもいきや能動的にプレイできるAVGです


スポンサードリンク

PS5【春ゆきてレトロチカ】クリアー後感想 ※ネタばれ控えめ 謎はすべて解けた=対の絵柄を見つけた?」への1件のフィードバック

  1. 匿名

    売上はスイッチ版>>>>>>>>>>>>PS4版>>>>>>>>>>>>>PS5版だろうな・・・パソコン版は知らん

    返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。