ガメラ・エヴァ・ウルトラマン・パトレイバー・ゴジラ、この豪華メンバーを揃える企画とコンセプトを実現させたバンダイナムコとグランゼーラ。
今でもこんなゲームが存在すること自体が夢のよう(笑)
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特撮、アニメーションの巨大キャラクターから逃げ回るモブの1人になれるという特撮、アニメファンなら誰でも憧れていた(?)無比のコンセプト。「できないことが、できるって、最高だ。」はプレイステーションがいまでもCMで使っているキャッチコピーですが他のゲームでできないことができるゲームであります。最高でした。
巨大ロボットや巨大生物を相手に歩兵となって戦うゲームは珍しくはありませんがこのゲームはプレイヤーが一般人ということで日常に不意に訪れる終末感や災害体験が体感できます。
ウルトラマンやエヴァンゲリオンの中の人が人々や誰かのために戦っているのがわかっていても「他所でやれ」「お前のせいだ」と逆恨みするモブの気持ちがよくわかりました。
大きすぎて全身を眺めることすら難しい迫力に圧倒され、こういうシーンを体感したかったというシチュエーションも満載。スクリーンショット撮影可能を許容したバンダイナムコに感謝。
特撮映画だけでなくエヴァンゲリオンを参入させその世界を体感できたことも嬉しい。
巨大キャラクターによって破壊される街中の建物や崩れる足場、大手海外メーカーくらいしか挑戦してこなかった破壊表現に果敢に挑戦し災害体験が十二分に味わえます。その分グラフィックに簡素な部分があったりPS4Proでのプレイでしたが某小怪獣に襲われる場面では処理落ちもありました。
プレイヤーキャラは弱く怪獣に踏まれれば即ゲームオーバー、炎上する炎や落ちてくる瓦礫に当たっただけでもHPがごっそり奪われる緊張感は大きくここでも主人公の一般人モブ設定が大きく活かされています。
ゲームオーバー後のリスタートのロードが若干長めでそのプレイヤーの貧弱さがよりロード時間を
長く、多く感じさせている点は残念です。
当初発売予定だったPSVITAを中止したのは英断でしょう。大画面、振動があってこその体感が味わえるゲームなのでPSVITAでは魅力は半減どころか1/10以下だったかも。
PS4Proでもグラフィックやロード面では苦戦している場面も見受けられたのでPSVITAでは
炎、光線、煙などの終末的な空気感が再現できていたのかは疑問です。
スーパーロボット大戦のようにシリーズ化し「次はどのキャラクターの足元を逃げ回るんだろう」「次はどの作品の世界観のモブが体験できるんだろう」と新情報が出るたびにワクワクしたい。
メインシナリオは現実味とはかけはなれていましたし面食らうこともありました。
絶体絶命都市にくらべるとファンタジーな空間で悲壮感や現実味は薄いのですがあえてそこは抑えていると解釈。
そこは絶体絶命都市4Plusに盛り込んでくるのだと思います。
操作性とリスタートのロード改善が4Plusでされていることに期待します。
最終ステージのキャラクターは発売されるまで公開されていなかったと思いますが
東京MXでそのキャラクターの番組の最終回を見たばかりだったのでこのタイミングは奇跡というしかない(笑)
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