PS4【ニーア レプリカント  Ver1.22・・・・】 クリアー後 感想 ※ネタバレ控えめ

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Ver1.22・・・ということでリメイク、リマスターのどちらとも明確にはされておらず公式には「バージョンアップ版」
プレイした感覚ではリマスター度強め+快適なプレイ+追加要素。


キャラクターのグラフィック向上は顕著で耽美さが増し増しに。
フィールドやダンジョンはちゃんと見比べれば美しくきめ細かくなっているのでしょうがまだPS3感が残る寂しい面も。
良くなったとはいえキャラクターも色合いを前作のDK氏か今作の吉田明彦氏のデザインに近づけて欲しかった所。

戦闘はスピーディーになり魔法をからめたコンボは爽快感は段違いに向上。
並みのACGの上をいくレベルに。
ありがとう田浦さん。
オリジナルで使い勝手が良くなかった武器や魔法の改善はされていますが槍、魔法の手と槍の使い安さと強さにまでは至っていないような。
素材集めが簡単になっていれば両手剣も使う気にはなっていたかもしれませんが結局槍が鍛えやすいので両手剣の攻撃力を上回る結果に。
黒真珠あつめは2時間かかったけど。

ファストトラベルが無くいったり来たりの移動の面倒さは変わらず。
その点はシナリオの都合上「ワープ」できたりできなかったりする不自然さを感じさせないようヨコオ氏の配慮かも。と良いほうに解釈。
ゲーム内では「ワープを試した科学者がいるがミンチになった」という説明も。

シナリオは傑作のオリジナル版を変に弄ることなくほぼそのまま。
そこに大きな追加要素として新シナリオと追加ED。
新シナリオは始めは薄味に感じたけど周回するごとに仕掛けが。
追加EDは一層考察が深まりそうな内容。
ドラマCDやこの追加ED後の事も気になるけどそこまで深掘りを望むのは野暮かな。
いまのご時勢、表現的な規制が増えているのではと危惧しましたが特に気がつきませんでした。

規制以前にこれ↑が残ってたのは意外(笑)
ちょっとだけ効果音変わってるかも?

生涯のベストゲーム何本か挙げろといわれればPS3ニーアレプリカントはその中の1本に挙げていました。
シナリオ、ノベル、セーブデータなどのギミックなど初めてPS3版をプレイした時にうけた衝撃は当然PS4版ではさほど感じられず。
追加シナリオもほぼ既読の作品をゲームに取り入れた点でも。
これからはPS3&PS4ニーアレプリカントがベストゲームの中の1本、ということになるかと。
ただ追加ED後のギミックには振るえと涙が止まりませんでした。
あと・・・シロの声はピーターさんのほうが・・・。

プレイヤーのみならずゲームクリエーターにまでコアなファンがいたオリジナル版。
その想いがオートマタ開発に集まり大ヒット、
そのおかげでレプリカントがバージョンアップされるというこの上ない巡り。
あわよくばリメイクのほうが嬉しかったけどあまりリッチにしてしまうとニーアシリーズらしくない見栄えになるのかも。
移動・収集が面倒なのは臨場感重視。
取り返しのつかない要素が多いのはゲーム特有の都合よさの排除。
救いが少ない展開だからこそ小さな救いに大きな感動を得られる。
オリジナル版の大ファンなのでなんでも良いほうに捉えてしまう(笑)
ニーアレプリカントが傑作であるという感情はPS4版Ver1.22・・・プレイ後も変わりません。

おまけ

最初から最後までPS5でプレイ。
強制的にゲーム内での決定ボタンは×ボタン。
ただし話しかける、拾う、調べるは○ボタン。
例をあげると○ボタンでセーブポイントを調べて×ボタンでセーブ確定、○ボタンはセーブ画面から抜ける。
○ボタンで店の人に話しかけて×ボタンで「買う」を選び「商品を選ぶ」、○ボタンは売買キャンセル。
戦闘中やフィールドでアイテムを拾うのは○ボタン、メニューを開いてアイテムを使うのは×ボタン
・・・大袈裟にいうと「普通に遊ぶこともままならないレベル」で紛らわしい(笑)慣れるまでは。
最後まで完全には慣れなかったけど。
×ボタンを「調べる」○ボタンを「決定」にチェンジしても攻撃ボタンとジャンプボタンが離れてアクション時に支障が。
PS4向けタイトルなのでゲームはPS4仕様なのは仕方ないけど、PS5でのプレイ時PS4タイトルまで強制的に×決定にするのはホントやめて。
×ボタン決定にもいい加減慣れてきたけど今作の仕様だとさすがに面倒。


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