PS4【英雄伝説 創の軌跡】メイン・真無限回廊クリアー後感想 ※ネタばれあり 便利機能・便利攻撃も一長一短

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できるだけ伏せてはいますが「C」に関するネタばれの部分もあるので注意

過去シリーズの総決算、完結作というよりかは新たに始まる新シリーズに向けて過去シリーズで制作陣が描ききれなかったこと、描きたかったことを凝縮したかのようなお祭り的な一本。
印象に残るキャラ、忘れられないキャラを掘り起こすシーンの感動と感慨深さは格別。
無茶をいうとロイドとリィンが主に関わってきたキャラのことを大まかに覚えているのならチンプンカンプンになることは無いかと。

過去作を漏れなく遊んできた身からすると一番気になるのは<C>の正体。
これが結構早めに明かされます。
その正体でさえ本当かどうかもわからないまま進むのでEDまで正体は謎の人物ではあります。
この<C>とPTメンバーのキャラクターがイイ!
ゲーム調に性格が大げさに描写されていますが鼻につくこともなく愛らしい。

軌跡シリーズは話自体が盛り上がるまで遅かったりゆったり進む作品が多め。
ですが今作で取り入れられたクロスストーリーシステム(ロイド、リィン、Cのそれぞれ3つのストーリーを交互に進行、任意でチェンジできる)のおかげで単純に展開の速さが3倍、密度が3倍、盛り上がりも3倍とかなり功を奏しています。
40人以上いるプレイアブルキャラクターはもらえる経験値などが控えメンバーに100%分配されるシステムではなく全員にきちんとした装備をさせるのもかなり面倒。
お気に入り数人の装備をきちんとしていればなんとかなる難易度なので全員に目配りする必要は無いのですが。
なにより過去作のプレイアブルキャラのほとんどが使えるというのはすばらしい。

戦闘は全員攻撃「ヴァリアントレイジ」が追加。
これが使えるようになるゲージが簡単に溜まる上に強くて連発もできるちょっとしたぶっ壊れ超必殺技。
さらにゲームを進めるとほぼいつでもBPやCPを回復できるシステムも開放されもう大技ドッカンドッカンのちょっと大味な戦闘に。
気持ちはいい。本当に気持ち配意戦闘になっているけどこれでいいんだろうか(笑)
もちろん考えなしにぶっ放してるだけでガンガン進めるほど簡単では無い難易度。
あくまで敵がつよい、戦闘が面倒と感じる人のためへの救済策かと。

グラフィックは・・・前作や前々作よりほぼ進化無し。
大群のシーンやモーションにはちょっとした進化はみられるけどさすがにこのクオリティはキツイ。
フレームレートや解像は悪くなくキャラクターのモデリングを犠牲にした上なのかと思うと複雑。
緊張感や高揚感があふれる、はずのシーンでもこれでは・・・。

もう1つ進化しているシステムが2つの早送り機能。ざっくりいうと2倍の早送り?
戦闘やイベントシーンはおろかミニゲームまでもワンボタンで早送りできます。
さらにイベントを5倍速並みに早送りすることも可能。
実に快適、格別、グレートな機能。
ただ・・・これは映画やアニメを倍速で見ているのと一緒。
主に演出に気を使ってカットシーンや音楽を作った人達にとっては寂しい思いをさせてしまうかも。
盛り上がるはずのシーンで味気なくかんじてしまうこともあったかもしれない。
でも、じっくり見たい<<<早く先が見たい、のが今作なので・・・申し訳ない。
戦闘は倍速モードがテンポもよく早すぎて困ることもすくないのでやっぱり早送り。

そして「真・無限回廊」
3つに分岐して進むキャラ達が一同に介する本編とはシナリオ的には独立したモード。
ここでの育成は本編に繋がるのでやりこみがいあり。
先にかいたCPやBPの回復もここで可能。
本編ではみれなかったサイドストーリーや集められないキャラをガチャ方式で獲得。
ミニゲームも充実。
クイズからロボットアクション、STG、カードゲームまで多彩。
本編をクリア後もこちらの収集要素のボリュームもかなりのもの。
ファンディスクという例えは良くないように聞こえますが軌跡キャラがロビー?でワチャワチャしている様子は見ているだけでもたのしい。

10月1日予定の大型アップデートはこの無限回廊がメインかな?
階層やエピソード追加、PSVR対応は楽しみすぎる。

いよいよ次回作は新シリーズ。
舞台やキャラが一新。
グラフィックは進化しATバーがなくなりアクション要素のあるコマンドバトルになるようです。
そうなると倍速モードありやアーツの火力任せの戦闘はなくなるのかも。
今作で軌跡シリーズの戦闘でも随一に快適に派手に爽快にしたのは今までの戦闘システムへの感謝と惜別だったのかもしれません。
今作のシステムを継承し支援課やエステルらがメインのゲームもいつの日か。


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