Switch【あつまれ どうぶつの森】クリアー後感想 ※ネタバレあり 島は現実か天国か

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大ヒットタイトルゆえ誰もがスローライフを楽しめるゲームというイメージで宣伝や紹介がされていますがそう感じたことは過去作含め今まで無し。
借金、雑草むしり、住民のご機嫌取りなどまるで現実の世界のような生活を強いられるシリーズ。
ただしそれは私個人のプレイスタイルでゲーム側はそれを強要してきません。
好きなことをしても、何もしなくても住民の反応や自然に癒され決して広くないフィールド(島)をウロウロしているだけでちょっとした発見や驚きに出会えます。

グラフィックはまぁ・・・フォトリアルになって欲しいゲームでもないけどフェルト風になった住民のかわいらしさはアップ。
しずえさんのかわいさは反則レベル。

ゲームシステムは・・・とにかく面倒なことが多い。
掘る、登る、釣る、渡る、などの行為の1つ1つに装備の切り替えが必要。
過去作よりかは便利になった点もありますが劇的に遊びやすくなってはいません。
屋外で置物や草花の整理も機械的に交換や移動ができれば便利なのに1個どかしてから1個を動かす、そして1個をどかす、と手間が。
プレイヤーは現実さながらの手間をかけさせらるぶんスローライフの”ライフ”の部分をより強く感じられます。
このライフを味わえる不便さがこのゲームの楽しさになっているのでしょう。

クリック&ドローで簡単に整理整頓できるゲームはもうシミュレーションゲームの類。
そりゃあそっちのほうが遥かに便利。
アイテム1つ渡すたびに長々と話しかけてきていちいちモーションが長いキャラとの交流も面倒ではあるけどそれがより生活観を感じさせる不便さになっています。
ワンボタンでわずらわしい会話を総じてスキップできないからこそ感じられる現実味。
ただ、何故ここまで大ヒットしているのかはちょっと不思議。
実際面倒な仕様にブチ切れている某ゲームクリエーターの方もいらっしゃいますがその方も辞めるわけではなくプレイを続行中。
万人向けのゲームではないと思うけど癒されたい、クリアーに向けて尻をつつかれるゲームに疲れている人が相当数いて実は万人向けのゲームなのか。

マイホーム購入や橋の建設などほとんどが多額の借金を背負いながらのプレイですが誰も催促はしてこず気のむいた時に返せばいいだけ。
強要されるわけでも道しるべが色濃く示されているわけでもないのに何故か島や住民、自分のために勤しんでしまういつものどうぶつの森。
住民には手厳しめだったりひねくれた連中もいますがゲーム全体に漂う優しさはこの世界にいるだけで癒されます。
気に入らない住民を追い出すこともできますがそのたびに良心が痛む・・・。

メインストーリーをクリアーすればさらに自由度は増しライフ感は増し増しに。
島クリエイトも進んで化石やら魚やらコンプした後で感想を書こうと思いましたが・・・終わりが見えない。
メインストーリーのクリアーはおまけみたいな物。
底の見えないスローライフにちょっと区切りをつけようと感想をここに。
かといってこれからアップデートやイベントが続き過去作以上に長く長く遊べるゲームになりそう。
そのためにも雑草が増えないような島にするべく島クリエイトを続けねば・・・。


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