PS4【仁王2】クリアー後感想 ※ネタばれ有り 1.5ではない2の冠にふさわしい出来

スポンサードリンク

久々の死にゲー。
クリアーまでにSEKIROは死ぬほど苦労、コードヴェインはちょっと拍子抜けでしたが仁王2は楽しくクリアーできました。
難易度はもちろん高めでしたが攻略のために用意されている各システムが多彩でどれも使いやすい、集めやすい、遊びやすいと上手く機能していました。

前作と大きく違う点の1つにプレイヤー専用のアバターが作成できること。
イベントシーンではその作成したキャラ、装備が反映されますが兜に鎧にゴテゴテ装備していると顔の一部分しか見えなかったりして。
とはいえ、最初のキャラクリで手を抜いたり外見変更システムを使わずプレイしているとイベントシーンで後悔するので身だしなみはキチンとしておきましょう。

シナリオパートのフィールド構成はほぼ全てのステージのバランスが絶妙の一言。
○○を壊す、○○を倒す、カギを開ける、など目指すべきチェックポイントに向かうための過程は多数。
過程に新鮮味が無くお約束事の繰り返しにはなってしまっています。
力推しで進めるところもありますがほとんどの場面でテクニックや知力が必要。
力推し(チェックポイントやショートカット作成場所まで敵を無視して走る抜ける、等)が可能な場面はその過程の全体の中で1~2割程度に感じましたが死にゲーとしてはちょっと多目かな?
序盤に前作で登場したステージがそのまま出てきた時は使い回し多めかと危惧しましたが序盤だけでした。

フィールドの道中は一本道は少なめでいくつにも枝分かれ。こっちの道は正解、不正解のルートなのか疑心悪鬼になりながら探索。
不正解のルートでも遠回りで正解のルートに結びついたりと迷っているうちに自然に正解ルートがわかってくるようにビルドされています。
難易度の高いゲームにありがちな敵を複数出しておけばいいというような安易な配置も少なめ。
グラフィックも素晴らしくカットシーンやゲーム中はPS4Proのファンがフル回転していました。
特にリアルタイムのカットシーンは超美麗。
次世代機のグラフィックで驚くことはあるのかと心配するくらいに美麗。

アクションも手触りの良さが抜群。
敵の大技に合わせて出すカウンター攻撃「特技」の効果音と威力の大きさが重なり、その快感は今までのアクションゲームで得られた快感の中でもトップクラスの気持ち良さ。
他ゲームのパリィよりかなり出し安く強力。  
もちろん失敗すると大ダメージを受けますが。
カメラワークもよく死にゲーにあってはならないゲーム側の不手際で死ぬことはまったくと言っていいほど無し。
プレイヤーの歩幅や武器の振りに操作した時の感覚とのズレが無く意図しない踏み込みや空振りになることも無し
前作より雑魚が弱く感じたのは操作性が向上しているためかと。
死亡後から再プレイ開始までのロード時間が爆速。
死にゲーにリトライ時のロード時間のストレスが無いのはかなり大きい。

数ステージ、NPCキャラが同行してくれる場面があります。
とにかくのそのNPCキャラがつよい。
ラストステージは経験値アイテムを稼ぎやすくするためか2人も一緒に行動してくれます。
前作同様どうしても勝てないボスや進めないフィールドはオンラインに繋いで他プレイヤーを招待することで協力プレイが可能。
ただしステージによっては何十分待っても誰も助けに来てくれないことも。

ストーリーは・・・歴史上のキャラと史実を使ったファンタジー。
竹中直人さんはいい仕事をされていますがストーリー面では盛り上がりはイマイチ。
前作の○○が出てきた時にはちょっと驚いたけど。

ちょっとした工夫で道中の難敵が倒しやすくなったり経験値アイテムや遠隔武器の弾も集めやすい、など地味な下積み作業に奪われる時間が短めなのも良い。
まごう事無く難易度の高い死にゲーなのですが攻略に使える様々なシステムをプレイヤーに提供しクリアーさせてあげようとする作り手の優しさがあちこちに感じられました。
DLCも楽しみですがここまで洗練されたゲームを作り上げたteamNINJAにNINJAGAIDEN新作も作らせてあげてよ社長(笑)  


スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。