【PCエンジンmini】開発秘話。「収録されているイース1・2はある意味完全版」「ある理由から全てのタイトルをいじった。もう一回ソフトを作ったようなもの」

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ファミ通最新号より
コナミ吉室純デイレクター
Q ニンテンドークラシックミニのシリーズの成功を受けて企画がスタートしたのですか?
「そうです」
「もっと小さくできたがおもちゃっぽくなってしまう」
「カードの差し込み穴が無いのは強度の問題とホコリがはいるので」
「コントローラーは当時のボタンを押した感触では違和感があるので賛否あるとおもったがホリさんの技術で今風に仕上げてある」
「イース1・2の海外版は日本版とは別物。開発の方の要望もあり表示領域の調整など当時実現できなかった部分の変更もしている。ある意味完全版」
「マーシャルチャンピオン、パロディウス、出たなツインビーは入れたかった。パロディウスは修正が必要だったので入れられなかった。次の機会があれば入れたい」
「天外ZIRIA,カブキ伝、桃伝、ファイナルソルジャーも」
「Huカード、スーグラ、CDROM2、スーパーCDROM2,アーケードカード(サフィアのためだけ)の5個のエミュレータを作った」
Qかなりたいへんですね
「もっと恐ろしいのはPCEミニはセレクト+RUNでメニューだがPCEはリセットになる。なので全部のタイトルをいじってリセットされないようにした。その同時押しによる裏技も代用で作った」
「PCEミニのためにもう1回ソフトを作ったようなもの」
「第2弾も作るつもりで引き続き頑張る」

これで○○ミニは一段落かな。
ニンテンドーミニ発売前から企画してたなんてカッコ悪いことは言わない潔さが素敵。
メニューボタンを1つつければリセット問題は解決しそうだけど当事のコントローラーを再現するためにそこまで手間をかけるとは凄いこだわり。
イース1・2海外版の裏話はいわさきひろまささんが同人誌でたっぷりと語られています。当時のやり取りや裏話が相当面白いのでお勧め。
秋葉原のBEEPが通信販売やっていたかも。


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