アニメスタジオ【J.C.STAFF】チーフP×【BONES】代表取締役の対談が実現

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ニュータイプ最新号より
JCSTAFF役員・チーフプロデューサー松倉友二×BONES代表取締役南雅彦さんの対談が実現

南「JCは制作本数(2019はTV12本+映画2本)多すぎ(笑)ボンズは(TV4本)抑えていたわけではなくキャロル&チューズディがオリジナルで内容的に重かったから。後は続編が多かった」
松倉「ウチも続編まみれ(笑)」
南「ビデオメーカーや製作委員会が保守的になっているとおもう。すこし当たれば”2期やろう”と。ビジネスのハードルが下がっている?」

南「最近はTVで放送することのリスクのほうが大きい」
松倉「結果的にネトフリなどにだーっと流れていく。今のところ配信系には告知力が期待できない。いつの間にか「やってたらしいぞ」みたいななことになりかねない感じ」

南「(分割2クールが増えたのは)現場的に中休みを入れたい。ランニングコストを考えると連続2クールのほうが嬉しいが今の状況だと現場が持たない(キャロチューは連続2クールで相当現場から責められた)」
Q スタッフ不足は常態化している?
松倉「キツイですよ」
南「きつい。働き方改革もあるし制作費は上げていただいているが製作委員会がわからすると制作費を上げた分クオリティもあげて、と」
松倉「制作費が上がっても絵のクオリティを安定させるためのコストは確実に上がっている。結局個々の稼ぎは変わらない」
南「一話ごとの制作費は上がっているがこれ以上上がると製作委員会が出資費を回収できなくなる。今はもうパッケージが総体的に売れないし」
松倉「製作委員会を成立させるためにどうやって内容を抑えるか作り方を考えましょう、というケースが増えている感じがする」

松倉「劇場作品を演出できる監督の数が限られている」
南「そもそも劇場作品の経験を持つ制作がいない」
松倉「これ劇場作品か?っていうのが多くなった」

南「ネトフリでの企画がそろそろ発表できるかも」

景気のいい話が少なくてちょっと寂しい・・・。
たしかに「2期やるの??正気(失礼すぎる)?」という作品も増えたかも。
「いつの間にかやってた」ってアニメは配信系に多いけど地上波でもあったり。
パッケージ購入は価格が大きなハードル。TVゲームも買う身からすると「1~2時間に5,000~10,000円かぁ」と捻くれた計算をしてしまう。
鬼滅8巻が数年ぶりに買うアニメBDなので楽しみだけど。


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