試遊初出展から不思議とその完成度の上がり具合を段階的に体験してきたゲーム。（D3Pは試遊台が多いので遊びやすい。から？）
初試遊の時「まだまだ未完成の出来」と書いた記憶があります。
その製品版は動作は安定、グラフィックも向上しちゃんと遊べる地球防衛軍スピンオフとして完成していました。
解像度や背景の作りこみの面で5のほうが綺麗と感じる部分もありましたが戦場の空気感はこちらのほうが勝っているところも。
物語がプレイヤーを中心に進むためか通常兵、飛行兵、重装兵、特殊兵は自分の装備を変えることで変更。
特殊兵（プロールライダー）はワイヤーアクションで高所移動や高速移動が気持ちいい。
重装兵（ヘビーストライカー）はそれほど足が遅くなく移動にイライラすることも少なめ。
難易度が高めのゲームなので結局移動スピードと防御が平均的なトルーパーでほとんどのステージをクリアしましたが。
地球防衛軍とは違うタイトルですがやっぱり地球防衛軍と比べてしまいます。
現実に存在する昆虫の登場は少なくオリジナルのモンスターが大目でグロさはダウン。
オリジナルモンスターの種類が多ければまだよかったのですがそれも少なめ。
５のカエル兵のような敵もいないので欠損や流血も控えめ。
気持ち悪さは全く無くなった。と言ってもいいかも。地球防衛軍やってみたいけどグロイからちょっと・・・という声に答えた？
今作の地球防衛軍とは違うEDF：IRらしさというと武器の多彩さ、豊富なアイテムの持込で同じステージでも遊びの幅が大きく広がっている点。
それだけに持ち込める武器はもう１，２増やして欲しかった。
大量の敵より中型の敵を倒すステージが大目なのもEDF：IRの特徴。
ストーリーが少し凝っていてそれにあわせたステージや演出には燃える展開も。
わかりやすいストーリーなので幕間劇がなくてもストーリーは把握できるのですが説明がほぼ会話のみで済んでしまうのは寂しい。
プレイヤーが主人公となり通信や仲間との会話で状況を知っていくようにわざとそうしたのかも。
ゲーム中にテンポを崩すデモを挟まないでストーリーを展開させていく流れは良かったです。
オンライン対戦もあるのですがこちらは未プレイ。
地球防衛軍新作に期待していたものとは外された部分が多いのですが地球防衛軍新作ではないのでそこは目を瞑ることに。
それでも地球防衛軍のライト感覚に遊べるTPSとしての良さは今作もばっちり。
こんな状況乗り切れるわけない！といった状況を己の武器と無限の弾で切り抜ける楽しさはしっかり受け継いでいます。
