『FGO』三周年 武内崇×奈須きのこ×芳賀敬太 3者対談

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ファミ通 8/23・30号 全4ページ

奈須「(3周年を迎え)まずは疲れました。ポジティブな意味で。これからやりたいこと、やれることも見えていて「おめでとう」よりは「さぁこれからだ」という気持ちが強い」
武内「ボクも「もう三年か」というのが素直な感想。一年目は楽しくやれたが3年も経つとどうしても疲れが(笑)」
奈須「1年目はユーザーさんもやさしさと期待感で付き合ってくれたと思う。2年目はその期待に応えるべく様々なことに挑戦した。3年目は期待のハードルが高くなりそれに応えなければというプレッシャーを強く感じる」
奈須「FGOはゲームシステムより世界観をメインで 楽しんでもらっている作品なのでシステムの根幹をバージョンアップするのはもちろんですがそれと同じように物語のクオリティアップに力を注いでいます」
武内「ユーザーさんの3割くらいが女性。リリース前はバトル時に登場するキャラクターを3頭身の可愛い見た目にするのも検討したがFateはかっこいい、が求められている作品だし本質だと思っていたのでモーション演出も含めてかっこいい見た目にしようということになった。結果的にその判断で良かったと思う」
奈須「若いユーザーに支持されている理由はこれはもうみんなスマホを持っているからだと思う。PCゲームは遊ぶために知識やお金が必要で限られたそうにしたとどかない媒体。とはいえ自分たちにはマイナスと幹感じていなくて僕らは僕らが面白いことをやればいいという共通認識だった。これまでの作品はtype-moonのゲームが好きな人が買ってくださるものだった。でもスマホは逆でそのメーカーを知らないユーザーがまず触ってみるものだと初めて実感できた。凄く怖いことだが新しい出会いが一杯あるんだなと」
武内「type-moon としてやることはほとんど変わっていない。自分たちが楽しいと思うことをやるという目標があってそれに向かって全力で走っている。ただ、これまで大きく広がってくれたのはデイライトワークスさんが上手く取り回してくれたおかげだと思う。特に塩川さんが仕掛けてくれたプロデュースが僕らとしては考えたことがないような手法でそれが非常にうまくはまった。
奈須が作る世界とそれを広げようとしたディライトワークスあの相乗効果で今のFGOがあると分析しています」
武内「FGOでは美学に比重を置いたメインシナリオと遊びに比重を置いたギャグイベントが交互に開催されていて俯瞰してみれば奈須のよさ全部乗せって形になっている。それがFGOらしさということになっているのかもしれない」

Fate作品を遊んでいたから、ではなくFGO自体が初Fateだという人もいるのかな。
スマホに参入はしてもそのIPにいい効果をだしている家庭用ゲームタイトルはまだまだ少ないですね。
戦闘キャラが3頭身バージョンも見てみたかった。


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