個人的GOTY2025も決めたくなってくる2025年も終ろうという時にとんでもないゲームに出会ってしまいました。
良き意味ではなく悪い意味で。
出来の悪いゲームではないのですがあらゆる点が私からすると時代錯誤。
昔昔のレトロゲーム(~PS1くらいまで?)なら許されていたことでも今ならストレスでしかない要素が多々含まれています。
よく言えば”昔ながら”の”硬派”なゲームなのですが何故そのようなゲームを”今”作ろうと思ったのか・・・。
スタッフロールはもちろんあるので開発者やデベロッパーの名前も確認、
そういえば本作の開発者インタビューとかを見たことも読んだことがない。
もう一度いいますが出来は悪くないのです。
本作を恥じることなく「これが私達の作りたかったゲーム」と断言できるのならば相当昔気質のクリエーターなのでは。
誉めてるんですよ!?
それでもクリア時にまず思ったのはタイトルのどおり
「どこのどんな人がなにを考えながら作ったんだ!?」
と。
■アクション
ファーストパーソンシューティングアクションアドベンチャーが本作の正しいジャンルかな。
敵との戦いのメインはシューティングですがボス敵やステージを進んでいくギミックを乗り越えるにはモノと動かしたり特定の武器で突破していく試行錯誤も必要。
撃つ・進む・考える、のどれかに偏ることなく良いバランスでした。
撃つ、以外の操作も多くボール状になる、ひっぱる、投げる、ひっつく等々多種多様。
メトロイドプライムシリーズならではの面白さがあります。
敵・ギミックにどの能力で対応するべきか説明もあるので悩むことは少なかったです。
その情報を引き出すためにスキャンをするのですがそれは少々手間でした。
本作のテンポが悪く感じる大きな要因の一つですが攻略と本作の世界観の深堀にもなるので仕方がない部分もあります。
肝心の”撃つ”シューター部分はエイム&ロックオンが便利。
ただしボス敵ではボス本体にしかロックオンしてくれないので他の部分を狙う時には苦労します。
可能なアクションはじょじょに増えていくのですが解除は中盤から終盤に集中。
雷属性の武器はアイテム表示機能解除装置のトリガーにもなるのですがこれが解禁されるのが終盤も終盤。
これだけでも早めに解禁されればアイテム探索が快適になるのに。
一通りサムスが本作でできるアクションが揃ったときはほとんど探索が終わってるんですよねぇ。
強くてニューゲームもなし。
余り3D酔いはしない体質なのですがカービィのエアライダーでは酔ったものの本作では酔いませんでした。
あちこち視点をグルグル回しながら探索するゲームなのに不思議。
大ボスは少なめですが倒しかたに工夫が必要で大ボス戦はやりがいがあります。

■フィールド・エリア
広大な砂漠フィールドがありその中に点在するエリアやダンジョンを攻略していく形でゲームは進行。
砂漠はそのとおり広大ですが今回はバイクが用意され迅速に駆け巡ることができます。
エリア探索は常時スキャン状態が基本。
このスキャン状態だと色彩が変わり使える武器も制限されるのであまり気持ちのいいものではありませんでした。
たどり着いた時点では解除できないギミック(後で戻ってくる必要がある)、解き方がわからないギミックもあり
「これ、無視していいの?ダメなんじゃね?」と強迫観念にかられながらのプレイになりがちなのも妙に気分がいいものではありませんでした。
良くいうと常時ハラハラドキドキしながらの探索が続きます。
マップは3Dでみることができ説明は少なめですが見易く迷うことは余りなかったです。
■ストーリー・キャラクター
よくわからないけどよくあるようなSFチックなお話(笑)
NPCとなる銀河連邦の兵隊さんたちはよくしゃべり、いいキャラをしているのですがサムスがコミュ症を疑うくらい無口。
今回はそういうキャラ設定なのでしょうが、あまりにも無口で「何故今のやり取りで会話が通じた?」と違和感を感じたシーンも。
無言で返事をされる兵隊さんたちが可哀想になってきました。
独り言でそれなりにしゃべってたのってどのメトロイドだったかな?
あんな感じでもっとサムスのセリフを聞きたかった。
サムスは99%顔も見せなければバトルスーツも脱がないのですがモーションが女性らしさを強調されていてたまに全身が映るときはちょっと艶かしいです。
ボール状態になってコロコロ転がる姿も微笑ましい。
次はどのエリアに行けばいいのかほとんど説明がありません。
行き止まりの場所をどうすれば通れるようになるのかの説明も少なめ。
道案内が過ぎるゲームも興ざめですが本作は少なすぎ。
クリアに要した時間は約13時間でしたが何そしたらいいのかわからず迷っていた時間はかなりありました。
■グラフィック
頑張ってはいます。
サムスのツヤツヤ質感は美麗ですがその他は少々モノたりないクオリティ。
ガラスがあるところ無いところもわかりにくかったり。
■難点
・難しさ
敵が固くて体力も多くかなり強め、なのは別にかまいません。
しかし難易度を上げている他の要因がキツいのでその点を挙げていきます
・セーブ・チェックポイント箇所が少ない
大ボス前ではチェックポイントがあり負けても大ボス前からやり直せるのですが中ボス、小ボスではチェックポイントが作られない時も。
その小中ボスも強めで負けようものなら手動セーブしたところからやりなおしに。
・やられ時の無敵時間が短めなのか多方向から攻撃されようものなら全てが被ダメージとなり雑魚相手でもごっそりHPを削られます
・バイザー(スキャン装備)状態での探索が基本で通常時とのテンポが悪い。
トビラだらけのゲームなのにバイザー時はドアを開けることもできない
・砂漠フィールドやエリア・ダンジョンはかなり広めなのですが、なんとファストトラベルがなし!!!
ダンジョンの奥になにかを探しに戻るようなこともあれば地道に歩いて戻るしかない。
「クリアしたダンジョンに戻ることなんて無いんでしょ?」と?あるんです。
後半入手した武器や兵装でしか壊せない壁や開かない扉がかなりあります。
・HPアップアイテムの入手が意地悪
強敵に対峙するにはやはりHP上限アップが大事。
そのHP上限アップアイテムは大ボスを倒すことで入手できますが大ボス自体が少なく、それよりもエリア内に隠されているのを探す必要があります。
それがノーヒント。
マップのどこにアイテムが落ちているかわかるようになる機能追加は終盤も終盤です。
・死にゲーに近いリトライを繰り返すこともあるのに飛ばせないムービーが多く何度も同じムービーを見ることも
・NPCと共闘するバトルもあるがNPCが弱く足手まとい
・誘導弾の操作性が悪い
・グリーンクリスタル集め
サムスの能力アップの素でもあるのですがゲームクリアのために大量に必要なアイテム。
なかなか集まらないので丁寧に集めていませんでしたが最後にコレがクリアに必要といわれ愕然としました。
そこから数時間グリーンクリスタル集めをしている時間のなんと虚しいことか。
必要なら最初に言ってよ!(無茶ぶり)
ちなみにコレがクリアに必要だとわかった時にはまだ収集度は25%。
そこから砂漠に点在する祠をまわると(祠の中にはたくさんある)2時間程度で100%になりました。
・最後の選択肢
○○だと、やり直しはひどいヨ。
・クリア後の選択肢
クリア後セーブしてしまうと強制的に最初からやり直し。
注意書きはでるのですが本当に上書きされるとは思わなかった(汗)
あんまりな仕様。
・ロードが長い
一度始まれば長時間ロードはないのですがエリアチェンジのロードが長め
・マウス操作が論外
ジョイコン2の形状でボタン操作とエイムはさすがに無理がある。
手首がやられそうなのでマウス持ちは即辞めました。
マウスが誕生してウン十年?
ジョイコン2の形がマウス操作しやすいならとっくにジョイコン2っぽい形のマウスがでてるわな~
・文字フォントの「ロ」が「D」に見える。アクアプラスの昔のゲームでも使われていたフォント。
3D探索FPSとしては悪くはないのです。
むしろ良いほうかと。
それでも
道案内が不親切、ファストトラベルなし、チェックポイント少なめ、無駄にプレイ時間稼ぎさせる要素多め
そして最後のセーブ上書き。
と
昔々のゲームならよくある要素でしたしそれらもゲーム性の1つでもありました。
それを今、令和にまとめてブン投げられてきたのでかなり戸惑いました。
アップデートでファストトラベルだけでも解禁されればかなり評価や印象があがると思うのですが・・・。
ここまで”昔ながら”の要素を詰め込まれるとファストトラベルなしも開発者のやりたかったこと、なのかなぁ、と勘ぐります。
確固たる意思で本作をこのような造りにしたのではないかと。
これらの私が時代錯誤だとかんじた要素を”逆”に楽しめるプレイヤーであれば本作はかなり楽しめると思います。
開発期間は7,8年?
かなりの難産のタイトルですが8年前でもここまで頑固な造りのゲームは珍しかったのでは、
この8年の間にどこかで方針を変えもうちょっとユーザーよりにアップデートできなかったものか。





