500人に1人、先天性の病気を公表…芸人・ほしのディスコを救った“あるコント”「マイナスなことでも全て笑いに」
ほしのディスコさんインタビュー #1#文春オンラインhttps://t.co/6N6OJAA7yS— 文春オンライン (@bunshun_online) May 20, 2023
https://bunshun.jp/articles/-/62811
ほしのディスコ(以下、ほしの) 当時は、自分に対していろいろなコンプレックスがあって、人に会うのも嫌でしたし、何もかも自分にはできないんだろうなという絶望感しかなかったです。
生きているのが辛いという時期があったんですけど、死ぬこともできず、最終的に「自分は一度死んだ」ことにしました(苦笑)。生きてはいるけれど、「そこから生き返った」という設定にすればいいって。この先、どんなにきつくても、いくら悲しくても、こう考えればあきらめることができるだろうと思ったんですよね。
人生の救いとなったゲームソフト
――その考えにいたらせてくれたのが、ゲームソフトの『ロックマン』だったんですよね?
ほしの 年齢が一つ上の近所のお兄ちゃんみたいな人がいまして、その仲の良かったお兄ちゃんがよく『ロックマン』をプレイしていました。その影響もあって、初めて買ってもらったゲームソフトも『ロックマンX3』。
ゲームの途中で何度も死んで、先に進めなくなってあきらめようとした後に、ラスト1回と思って軽い気持ちでプレイしてみると意外と上手くいく。自分もそういう軽い気持ちで生きてみてもいいのかな……って思えるようになったのは、『ロックマン』のおかげです。
僕は、そのシステムを人生に採用したんですけど、2機目どころか、もう何十機も死んでしまっています、ははは。
これはいいインタビュー。
歌でブレイクしたのも地道な努力があったからこそだったとは・・・。