「パレス、メメントス、戦闘」
ロード短縮、パレスの探索が快適に、なったそうですが無印をプレイしたのは発売日に購入し全コープクリアーした後は未プレイなのでそんなにテンポが悪かったのか記憶が薄い（笑）
前作と比較して、という評価も中には勘違いがあるかも。
今作で戦闘や戦闘以外でロードは長い、多いと感じたことがないので前作でロード面で難があったのならば今作ではほぼ解決しているのかと。
グラフィック面でも強化されているようですがそれこそ前作の記憶が薄れている部分。
フォトリアルでもトゥーン調でもなくゲームに特化したゲームらしい動的で美しいグラフィックにイマイチ感は皆無。
ワイヤーアクション、、イシ探し（3つ集めるとアクセサリーになる）はおまけ程度の追加ですがわかりやい位置に配置されているのでその追加要素で無駄に時間を費やすことは少なめ。
ワイヤーアクションは探索やエンカウトでは気持ちよく頼りになる存在。
敵をダウンさせるテクニカルなど味方に有利な要素が多数追加・強化され雑魚を倒しながら進むことになるパレスでも「稼ぎのための戦闘めんどくさい」と感じることはありませんでした。
メメントスでの稼ぎが非常に便利になっている（気がする）ので。
今作ではBGMも多数追加されたようですが戦闘系はほとんどP4、P4Dの10円DLCで変更できる楽曲でプレイ。名曲過ぎる。
協力攻撃などはスキップできますが後半になると覚える強力な攻撃はスキップできないので後半になるほどテンポが悪くなる印象。
敵が仲魔になり易くなっているように感じました。あっという間に所持限界を超えベルベットルームに戻ることもしばしば、
合体のテンポがあまり良くないのでペルソナ増やしはちょっと面倒。
銃の弾が戦闘後に補充されるのは中盤までは便利でしたが終盤は銃自体使わなくなりました。
主人公のダウン攻撃は強力で威力もそこそこあるのですが敵の弱点属性を攻めるのが肝のP5。銃属性が弱点の敵が少なかったせいかも。
弱点属性がかなり突きやすくなっている（気がする）ので戦闘の遊びやすさと爽快感は十分に及第点。
「新キャラ2人+1人+ほか」
・芳澤かすみ
いいキャラなんだけど・・・使えるようになるのが遅めで同時期に使えるようになる○○の個性が強すぎて損な役回りに。
秘められたバックボーンを理解したうえでの2週目は心が痛かった。
・丸喜拓人
発売前の無個性っぽさは3学期まで続きますが○○から本領を発揮。
P4Gのマリー並に賛否はありそうですが同情や共感はしやすいキャラ設定。
これ以上は書けないキャラ。
・ジョゼ
ストーリー的には？だけどメメントスでの稼ぎに大きく貢献。
ぶつかるだけで経験値ガッポガッポは前作から？さらに稼ぎやすくなったような。
・前作から登場しているキャラ
○○以外は大きく設定や印象が変わるようなイベントが追加されたキャラはあまりなし。
（あるにはあったけどそれは３学期という○○だったので）
変にいじられるよりかはよかった。
・双子
お出かけイベントは楽しかった！
これは1週目で無駄に時間を過ごさせる罠かもしれない（笑）
「3学期」
プレイヤーとキャラクターの望んでいた3学期と世界を実現・・・とは真逆。
期待をいい意味で裏切られる3学期。
学園生活や仲間とのお出かけイベントの充実を3学期には期待していたけどそのぶん○○が頑張ってくれた。
変に改心されていなくていいキャラに変貌してくれました。
「システム」
ジャンルとしてはRPGなのですが探索や仲間とのイベントをこなすAVG部分のボリュームが多め。
1つ行動をすると時間が過ぎる仕様なので1つ1つの行動がきちんとクリアに向かっているのか常に不安に。
最近のアトリエシリーズのように日数制限や期間限定クエストが排除されればP4やP5がより面白くなるとは全く思っていません。
やることや行ける箇所が増えた分そのその不安感はP5より増し窮屈に感じることもありましたが期限のあるイベントも余裕を持ってクリアーできました。
序盤から主人公のステータスアップやお金稼ぎに注力していると早々にステータスMAXを迎えボーナスや金銭が余りまくりになるので苦学生ライフを進むより陽キャに好きなようにエンジョイするのがいいかと。
ダーツやビリヤード、ジャズクラブなど追加された遊びの要素は1週目はスルーしていたのでもったいない遊び方をしていたと後悔。
マイパレスでは回想できないイベントが多くセーブデータがもっと欲しかった。
「マイパレス」
飾り付けやイラスト、ムービーの閲覧が可能なゲーム本編とはほぼ別個のコンテンツ。
大富豪の「スペードの３はジョーカーに勝てる」「８のカードは場を終了させる」初めて聞いた（笑）どこの地方ルールなんだろう。
ルール変更や対戦キャラが自由に設定できればよかった。
P5Rは”P5完全版”というよりP5に改善と+要素を追加した”新P5”かと。
”P5another”とも言えそうですがなんか違う。良作に新しさがプラスされた新生・良作。
P5をプレイしていない人にとってP5Rに登場するP5のラスボス○○と□□は存在感が薄れたのでは。
（こいつ倒しても3学期の最後に別のボス、別のキャラがでるんだろうな）という先入観で。
P5をプレイしたときは絶句に近い感動をしたんですよ、□□の登場に・・・。
アニメでのみP5の世界をしっていた人がプレイしたならパレス長すぎ、アルセーヌはやく、と思われそう。
P5Rを一番楽しめたのは肯定的や否定的な感想をP5Rに抱けるP5のプレイヤーではないかと感じました。
３学期に賛否ある展開を多分に含んだのは映画天気の子のように何が正しいのかという疑念をプレイヤーに残しクリアー後も余韻をもたせようとするためかと。
P5Rのラスボス○○の思惑そのもの。
