Switch2【亰都ザナドゥ-桜花幻舞-】クリアー後感想 ※ネタバレ控えめ 面白さはゆる~く右肩上がりに

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日本ファルコムの「ザナドゥ」シリーズ、前作の「東亰ザナドゥ」から”ザナドゥ”の名は引き継いでいますがほぼ完全新作といってもいい内容。
探索パート(ダンジョン)は東亰ザナドゥの3Dから2Dスクロールのメトロイドヴァニア風になりましたがその分探索パートは遊びやすくなりゲーム性もアップしています。
そして中ボス・ボス戦は3Dバトルになるという2Dと3Dの切り替えは不安でしたがプレイしてみると切り替えはスムーズで違和感はまったくなし。
探索が単調にならない良いメリハリになっています。

 

【ゲームシステム】
本作は「ダンジョン(探索・戦闘パート)」「学園(育成パート)」「亰都(日常パート)」の3つで構成。
順番はまちまちですがこの3つを順番にこなしていくことでゲームが進行。
3つは密接につながっていてどれかのパートを頑張れば他のパートにも好影響があります。
バトルメインで遊びたい人にとっては学園と亰都のパートは面倒に感じるかもしれませんがゲームが進行すると便利機能が多数開放されていくのでサクッと進むようになります。
■「学園(育成パート)」
スクリーンショットを見ただけではカードゲームのようで面倒そうですが実際はそんなことはないです。
序盤は集中力を少しでも多くあげていくことを心掛けていくだけでよろしいかと。
中盤からはNPCのカードを使って貰えるポイントの倍率を上げていく、などの要素も解禁。
ここでソウルランク(智・勇・仁)も同時に上がっていきその3つの合計は一定数になると攻撃力がアップ。
私は深く考えずに集中力のメモリをMAXにすることをメインに育成していくだけでラスボスちょっと前くらいにはソウルランクは全て開放、ステータスもMAXに到達できました。

育成要素や成長パラメーター、装備武具やアイテムなどキャラクターを盛れる要素は豊富すぎるくらい豊富です。
敵の攻撃はけっこう痛いのですが育成を怠らなければアクションが苦手でもさほど難しくない難易度です。

■「亰都(日常パート)」
亰都の街を散策しながら買い物やキャラクターと友好を深めたり育成もできるパート。
ソウルランクのアップや学園でつかうカード収集も重要ですがなにより多数用意されているサブキャラクターの交友が楽しいパート。
のはずなのですがサブキャラクターごとのシナリオがどれもイマイチで・・・中盤くらいから作業感が強くなってきます。
発売前にサブキャラのイラストや情報をみて、ペルソナ4や5のような仲間にはならないけどサブキャラのサブシナリオの面白さを期待していると肩透かし。

 

■「ダンジョン(探索・育成パート)」
・ダンジョン
メトロドヴァニアというのでしょうか?2Dスクロールのマップを敵・ギミック・マップ構成に対応しながら踏破していきます。
そこまで複雑で広大なマップではなく、マップ機能は親切、
ワープやショートカットが便利で行き詰ることはありませんでしたがワープ箇所がマップには行き先が表示されないのは不便でした。
ダンジョンの先に進むにはシナリオ進行が必要な場合もあるのですがそれが提示されていなくて今は行けるわけのないダンジョンの先を探していくことが何度かありました。

バトルやフィールドアクションはゲーム進行や育成ですこしづつ開放されていきます。
「2段ジャンプないの!?」「どこでも帰還機能なし!?」と戸惑うこともありましたがその2つが開放されるのは中盤と終盤の間あたりです。
もうちょっと早くてもよかったかな?
・バトル
イースほどのハイスピードアクションではないですがモッサリすることもなく気持ちよく操作できます。
ストーリー進行では操作キャラが、育成では攻撃方法のバリエーションも増えていきマンネリ感も薄め。

プレイアブルキャラは○人ですがちょっと少なめに感じました。
発売前に公開されていたモブキャラは使用武器も設定されていたりもしましたが公開されていたモブキャラのほとんどはプレイアブルではありませんでした。

ジャストガートの要素はあり、回避の要素はあってもジャスト回避の要素はなし。
ジャストガードのタイミングがわかりにくさは難。
タイミングが緩くなるソウルアクセル発動という要素はあるのですがそれでもわかりにくい。
2D面でも3D面でもスピード感あるバトルは楽しいのですがあんまり気持ちよくないのは何故だろう・・・。
演出?効果音?

原因はわかってはいるんです(笑)
最近ジャストガード&ジャスト回避の気持ちよさがバツグンに特化した「NTE」というゲームをやり込んでいるので。
そのトップクラスと比較してしまうと本作のバトルは気持ちよさに欠けます。

【ストーリー・キャラクター】
中盤までは主人公や仲間キャラクター、中盤移行はこの世界を重点にシナリオが進行。
サプライズあり、先が見たくなる展開ありとシナリオでもしっかり楽しませてくれます。
主人公の厨二感ある会話や個性的過ぎるバックボーンは苦手に感じるプレイヤーはいるかも。

イベントシーンは数年前のファルコム作品のチープさから脱却し空の軌跡1stレベルの凝ったカメラワークやモーションで鑑賞に耐えれる出来に。
男女ともにキャラクターのモデリングも私的に好みです。
妙にボンキュッボンした奇形さは無くちょっと寸胴な自然な体型。

本作の舞台でもある学園ですが○○が目的の学園なためか非現実的でリアリティさはありません。
学園ジュブナイルといわれるゲームをいろいろやってきましたがそれらをプレイ中に感じた(こういう学園生活を送りたかったなぁ)と感傷にいたることは無かったです。

主人公以外にパーティーキャラ、モブキャラは10人以上。
見た目も個性的でどのキャラも深堀りのためのサブシナリオはきちんとされています。
心に残る良キャラになるポテンシャルはあるはずなのですがどのキャラもその設定とサブシナリオが弱すぎて「よくあるゲームキャラ」に留まっていたのは残念。
驚きという点でも百鬼とドギ先生くらいかなぁ。
ドギ先生の○○はズルい(笑)

私のやりこみ不足かもしれませんがシナリオや某キャラの謎が残ったまま終わっているということ。
本作のシナリオ」は本作できっちり終わっているのですが続編ありきな点があるのはモヤっとします。

【その他】
Switch2でプレイ。
ロードも短めで動作も快適で不具合もなし。

目を見張るような美しいロケーションやシーンは少なめでしたがお粗末に感じる箇所も少なめでした。
音楽も心地よく迫力もあり、ただボス戦のボーカル曲は・・・私好みではなかったです。

イースというARPG、軌跡というRPGで培ってきた日本ファルコムのノウハウが丁度よく融合した良ARPGです。
丁度よすぎて尖った箇所が少なめなのはもったいない。
軌跡シリーズにありがちだった中盤あたりまでシナリオの盛り上がりやゲームシステム開放がゆったりしているのもファルコムらしいところ。

前作「東亰ザナドゥ」では3Dだった探索パートが2Dになったことで「スケールダウン」「楽しさ半減」と思われているのだとしたらそれは大きな間違いです。
むしろ探索パートの遊びがいはパワーアップしています。


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