エンディングで泣きすぎてまだ目が腫れぼったいです。
■シナリオ
このゲームに期待していたのはコレ。
コレしかない、といってもいいくらい。
喜怒哀楽が詰まった物語がうたわれるものシリーズの魅力。
序盤は喜と楽が多めで珍道中かな?と思うほどでしたが
それもシナリオが進むにつれ怒と哀も盛り込まれ笑って泣いて泣いて笑って驚いて泣ける展開に。
前日譚ということもあり、もっと深彫りしてほしかった点も多々ありましたがシナリオには大大満足。
うたわれシリーズや前作モノクロームメビウスをプレイしていないとさっぱりわからないシナリオだと思います。
その辺の配慮がないのは残念というか潔いというか・・・。
前作のタイトルがモノクロームメビウスなのでもしかしたらソレがうたわれるものシリーズだと知らない人もいるのかも?
本作のタイトルをみてうたわれ三部作のあと、モノクロームメビウスをプレイせず本作をプレイしてもさっぱりわからない、ことになるかも。
イベントは少々長めの箇所もありますがRPGシーンとイベントシーンのバランスはよかったです。
本作は約25年前に発売されたシリーズ1作目の前日譚なのでシナリオの大部分は後付でしょう。
前日譚なのに3部作に登場しなかったシューニャとハルなどの登場人物や舞台をどう畳むのか、
は、
大体想定どおりでしたがその想定の先もあったのは驚き、また涙。
なによりも偽りの仮面の最大の謎(?)が明かされたことにもかなりの驚き。
ずっと、あやふやなままであるものだと思っていたので。

トゥハートファン、ロストフラグファンには特大のサプライズがあります。
マジでビックリした・・・どっちも驚きすぎて泣いちゃいました。
それを再度確認できたスタッフロールの○○見て「うわぁ・・・」と声がでました。
クリアするまでに40時間強のボリューム。
その間ダレることもありませんでした。

■戦闘
難易度高めです。
バトルバランスはドラクエのハードモードのような感じでレベル上げや育成を少々がんばった程度では何度もHP0→蘇生を繰り返し1回のミスも許されないくらい。
高難度を克服するには連環システムを理解することが第一の目標。
その上でしっかりレベル上げもした上でやっとちょうどよくなる難易度。
昔ならこういうバランスのRPGは当たり前のようにあって”遊び応え”として受け入れられていたのですが令和になってこのバランスは硬派がすぎる。
ただし強化や育成方法は豊富で経験値稼ぎも簡単で楽しい要素に。
この高難度を結果的には楽しめたことは声を大きくして言いたい。
アクアプラスのゲームってこういうのが多いんですよね~。
でも、うたわれるものシリーズやダンジョントラベラーズもそういうところがいいんですよね~。
簡単なRPGよりも難儀なRPGのほうが印象や記憶に残ってたりします。
ただそれにファンやその時代のゲーマーがついて来れればいいのですが・・・。
オプションボタンで連環や敵味方の状況が詳しくわかります。
プレイ5,6時間くらいまでこの機能に気がつかなかった(笑)

ハルが大活躍してくれます。
格闘ゲームでいうと超必殺技くらいの攻撃力。
ただし大活躍してくれるのは中盤以降と遅め。
最強形態は隠しイベントっぽいのですが運よく入手できました。
強化要素の解放条件が隠されているのはかなりわかりにくい・・・。

■グラフィック・動作
戦闘、フィールド、イベント、どの場面でも2世代前くらいの寂しいグラフィックです。
声優陣の熱演にグラフィックが応えられていないのは残念。
それでいてすごく滑らかに動くわけでもなくグラフィックを犠牲にしてナニを向上させたのかも見当たりません。
あえていうならフィールドが広大に?
前作から3年たっての続編でしたが大きな進化は感じられずデベロッパーは前作と一緒かな?
アクアプラスはその間ユークスの子会社になるという激動もありましたが技術面での協力はこれからでしょうか。
イベントシーンでの戦闘シーンは凝っているのでそこはユークスかイベントシーン担当のデベロッパーのおかげもあるのかな?
■フィールド
どのエリアもかなり広め。
雑魚を数匹倒すとそのエリアのボスが登場し倒すとそのエリアの雑魚のシンボルを切る、もしくは馬に乗って触れるだけで倒せるように。
貰える経験値やアイテム、お金が減ることもなくこのシステムのおかげで探索が歯ごたえのある遣り甲斐のあるシステム。
おかげでレベル上げも苦ではありませんでした。
■音楽
あのシーン、そのシーンを盛り上げる、印象に残るBGM揃いです。
過去作の楽曲の流れるタイミングも素晴らしい。
泣けといわんばかりに。
その策に嵌ってBGMで何度ウルウルきたことか。
皆口裕子さんのボイスも偉大。
本作も素敵なボイスで本作を大、きく盛り上げてくださいました。
ただオマケのメッセージが・・・(笑)
■おまけ
クリア後、声優陣からのメッセージがあります。
めちゃくちゃネタバレありのトークなので切り抜き動画でオマケだけ見るのはご法度です。
利根さん内田さん井上さんありがとうございます。
オマケのメッセージでも泣かせないで(泣)
■バグ
序盤で強制終了(イベントシーン中)、ブラックアウトが一度づつありました。
オートセーブがエリアチェンジのみなので長めのイベントシーン時とか怖かったです。
フィールドでBGMが鳴らなくなることも数度。
手動でこまめにセーブするようにすると強制終了もブラックアウトもなく最後までいけました(笑)

■その他
泣いた、って書きすぎましたが本当に何度も涙したのだからそりゃ書きます。
本作開発中はアクアプラスやユークスの子会社になる、発売前にはロストフラグサービスなど激動の真っ最中でした。
アクアプラスならおなじみの発売前配信番組も無く不安もあったのですが杞憂に終わりました。
グラフィックと難易度に難点はありましたが明るく楽しく、時にはシリアスに、本当に泣かせる物語に大満足しています。
シビアな難易度も理不尽な所はなく古き良きガチ目なRPG。
こういうRPGは今では貴重。
うたわれるもの作品はこれで最後?
大団円に終わった二人の白皇の続きはあまり見たくないですしこれ以上の前日譚も矛盾が出てきそうで怖い。
ここで一旦幕をひくのも良きことでしょう。
いままでありがとう、ありがとうございました!




