【アクション】
主な基本アクションは殴る、ジャンプ、空中ホバー。
そこにステージごとに攻撃や移動方法が追加されるパワーアップ武装が登場。
パワーアップ武装は他のステージに持ち越すことや持ち込むことはできずどのステージでどの武装がでるかは固定です。
そのため攻略の幅は狭まっていますがアクションのテンポはかなりよくなっています。
他のアクションゲームでよくあるステージのギミックに合わせてメニュー開いて装備かえて・・・という足止めがありません。
難解な思考を要求されるステージも少なめで気持ちよく進むことができるのですが本作はステージのボスと戦うためにある程度ボットを集める必要があり。
そのボットを探しながら進むのではなくボットを無視してサクサク進むと後で面倒です(ボット集めに同じステージを周回する必要があるので)
お薦めは1週目はボットを無視してひたすら進む、2週目はボットを探しながら進む(2週目はボットの居場所のヒントが出る)、
こうすることで本作の真の面白さが堪能できるのでは。
主人公の素のアクションや武装にはクセが無いので操作感でイライラすることもありません。
主人公は非常に弱く1回のダメージで死亡、リスタート地点に戻されます。
その弱さと一撃死ギミックの多さもリスタートの早さと残機無限のおかげで救われているのですが絶え間ない緊張からか常にノドがカラカラになるほどでした。
ここまでアクションゲームに熱中したのも久しぶり。
死にゲーとは違う低い壁ですがクリアできそうな低い壁が何度も立ちふさがる感じ。
ボスは個性的な戦いかたをしてきます。
中ボスは1回攻撃に当たれば最初からですがそれより強い大ボス戦だけは主人公がライフ制になり2回だけ死んだり落ちたりしてもその場から復帰できます。
個性的なボス戦はどれも楽しいのですが
「こんなボス今までみたことない!」ではなく「こんなボス今までみたことないけどなんか攻略法わかる!」
と
ラスボス以外は死することなく初見でクリアできました。
不思議。
音楽は・・・まぁ普通かな~。
とおもいきや最終ステージでやってくれました。
こんなの盛り上がらないほうが無理!
なぜ使用できたんだ!?
他ゲームからキャラだけでなくBGMも使えるならもっと多用してほしかったなぁ。
【キャラクター・ストーリー】
PSにゆかりのあるキャラの扮装をしたボットが多数出てきます。
最近新作の出ていないゲームのキャラが多く懐かしさより寂しさが上回りました。
ステージは他タイトルをモチーフにしたものや季節感あるステージなどバラエティに富んでいます。
各ステージの繋がりに一貫性がないのは残念。
ストーリーが無いに等しいことも起因しているのですがここは水の惑星、次は火の惑星、のような個性がステージごとにありません。
悪いナニカに襲われてはぐれたボットを探すのが一応のストーリー。
ストーリー性が薄いのは変な固定観念をもたれない点では良いところなのかな。
クリアーまでの時間は約10時間。
全ステージクリア(サブステージやチャレンジ系のステージがかなりある)や全ボット収集にはもっと時間がかかりそう
【PS5】
・グラフィック
大掛かりなギミックに驚きもありますが質感の表現が素晴らしい。
ガンダムブレイカーで感じた「プラスティックの表現は難しいか」も本作では解消。
ちゃんと鉄は鉄、プラはプラに見えます。
・ロード
PS5はロードが短くて当たり前のようになっていますがやはりロード無しでゲームを遊び続けられるのは凄いこと。
それは本作も同様。
・モーションセンサー
コントローラーを傾けての操作、設定でオフにできますが頻繁に使わなければいけないシーンは少なく困ることはありませんでした
・ハプティックフィードバック
砂の粒まで感じるとか足元の材質までわかるとかPS5肝いりの機能ですが本作でもイマイチ。
ゲームに夢中になっているとどうでもよくなるしそれほど感動するほどの感触(振動)もなし。
・アダプティブトリガー
PS5コントローラーで一番使いたくない機能でコントローラーのトリガーが何度も壊れたのはこれのせいとしか思えない。
プレイしていて左右同じ抵抗があるはずなのに右トリガーのほうがやや軽く感じたのは現在使用しているコントローラーのトリガーの故障の前兆かも。
ハプティックとアダプティブはコントローラー側で切ることができるようですが本作はその2つを最大限活かしたらしいのであえて使用。
・内臓スピーカー
スピーカーに息をふきかけると画面内に風が起こるギミックが登場。
懐かしすぎる。
コントローラーの最大限活用したゲームで遊んだ結果、
ハプティック、アダプティブ、スピーカーを排除した安価な公式コントローラー出してほしい。という考えは変わりませんでした。
デュアルセンスで遊びの限界を超えるとか無理なのでは。
ゲーム本編の遊びとは無関係の小物、モブ、背景らが手抜きなく描写され活き活きとしているので探索が楽しいです。
もちろん本編に関わる遊びの部分もストレスフリーで可愛いらしいキャラからは和みも感じます。
チンチクリンな主人公なのに近接攻撃はきちんとヒット感があり数々のアクションに爽快感がある、と不思議なくらいよくできています。
なによりPS5の機能を活かしたグラフィック、大量のオブジェクト、破壊表現、ギミックにはPS5の性能と日本のスタジオであるチームアソビの底力に感心することしきりでした。
とはいえ斬新さや目新しさに乏しくワクワク感もそんなに起きませんでした。
アクションや各ステージの造りには昔ながらのアクションゲームのような古き良き小さくまとまってしまっている印象も。
久々の新作ということでその間技術は進歩してもゲーム造りのノウハウはゲームを数、造って溜めていくものなのでしょう。
見た目だけでなくもっとアイデアでも驚かせてほしかった。
これらを統合して行き着いた考えは・・・PS5Pro、出す必要ある?(笑)
これらを統合して行き着いた考えは・・・PS5Pro、出す必要ある?(笑)
買わなきゃ良いだけやん?出されて困る事あるんか?
今の段階でPS6とか言われたら出す必要あるんか?とは思うけど、あくまでコア層向けのPS5 Proを嫌う理由が分からない
もしかしてPSのコア層が嫌いなのか?
ヒント:PS5Pro以降は10万オーバー確定
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