PS5【ストリートファイター6】ワールドツアーモードクリアー後、他モード感想 ※ネタばれ控えめ  目的より語らうキャラに会いに行く 

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SF5はPS国勢調査(正式名称忘れた)で見るとここ数年FF14の次にプレイ時間を割いてきたゲーム。
その正統続編、しかも格闘ゲーム。
これでSF5をプレイすることも大幅に減るのかと思うと寂しさもありますがSF6はそれを吹き飛ばしてくれるのか・・・。

【ワールドツアーモード】
体験版で序盤が遊べましたがその時は良くも悪くも格闘ゲームのオフラインモード、悪くいうと”オマケ”といった印象。
アークシステムワークスタイトルや過去の鉄拳はオフラインでの遊びも充実していましたが同程度のものなのだろうと想定。
いざ製品版をDLし、プレイ開始当初はファイティンググラウンドやバトルハブでオンライン対戦に勤しんでいましたがバトルハブでのアバターの衣装を変えたくなってきたのでワールドツアーモードをプレイすることに。

すると体験版での印象からガラリと変わり大きく良いほうに裏切られました。かなり。
・クリアに25時間以上は費やしたほどの大ボリューム(上手なら短縮は可能)
・SF6プレイアブルキャラのほとんどが街中に登場。絆が深まるとイラスト付きイベントやLINE(みたいなもの)でメッセージが送られてくる。
・そのキャラクターごとのイベントがSFファンなら胸躍らせるものに(絆MAXにしたのは現在6人ですが)
・格闘ゲーム新作のチュートリアルとしてほぼ完璧
・救済措置がたっぷり
街並みやモブのグラフィックが少々お粗末だったりPS5でも遠景のキャラがガクガクしたり展開が少々単調だったりプレイスポットが少なめだったり気になる点もかなりあり。
手放しで誉められるモードではありませんが格闘ゲームに加えられた1人用モードとして上々すぎる出来。
キャラクターとの交流はジャスティ学園の恋愛SLG?風だった1人用モードに近い満足度が味わえました。


体験版のメトロシティはゲームが進めば行けなかった地域も行けるように。
ストーリーを進めるメインミッション以外に起こるサブミッションがかなり豊富。
お使い気味のものもありますが本作から登場する格闘ゲーム部分の新システムを説明、実戦で教えてくれるチュートリアルミッションもあり。
これがかなりわかりやすい。
最近はチュートリアルが充実している格闘ゲームは少なくありませんが序盤にいきなりガッツリ詰め込んで教えられるのではなく少しづつ、本当に少しづつチュートリアルミッションが開放されていきます。
25時間くらいプレイしてもまだチュートリアルミッションはポツポツと出現。
もちろん別モードで新システムやキャラ別のチュートリアルはありますがこちらは正に遊びながら学べるといった感じ。
じれったいと感じることはなく新作の新システムに焦ることなく馴染んでもらおうとする優しさしか感じられませんでした。
素敵。

体験版のメトロシティのような箱庭的な街は他に○個しかないのは残念。
SF6はこれからアップデートを重ねていくコンテンツ。
新キャラが増えたら街やその街でその新キャラのミッションも増やしてほしい。

街は体験版どおりいろんな住人にバトルを仕掛けたりバトルを仕掛けられたりと秩序ある無法地帯。
序盤は絡んでくる雑魚が面倒ですがゲームが進みレベルが上がると襲って来なくなります。
ストーリー進行中は不可避のバトルが始まり時には強敵も。
いつでも回復薬やパワーアップ薬がつかえますがプレイヤーはレベルが低いと攻撃力も低いので長期戦に。
それを防ぐにはやはりレベルアップや衣装集めが不可欠。
レベルアップに必要な経験値はそれほど多くなくRPGでいうレベル上げにさほど時間はかかりません。
自分の見つけた序盤の稼ぎといえばハガー像前の猪木かな?
こいつは対戦してもすぐ次の対戦ができて大量に経験値が貰えるミッションが簡単。
敵は倒しかたによってアイテムやより多くの経験値がもらえる条件がありそれを狙いながらの雑魚バトルは飽きがきません。
全体的に雑魚はAIが弱め(そうでもない強敵もたびたび出てきますが)なので後述するモダンタイプで飛び道具を連発していればだいたい勝てます。
格闘アクションとしては物足りないですが雑魚でレベル上げして強敵に挑む、という流れなのでこのくらいでいいのかと。

特筆すべきはSFキャラとの交流。
各所に点在するSFキャラは弟子にしてもらうと彼らのスタイルを選んで戦えるようになりスタイルレベルをあげると彼らの技をどのキャラのスタイルでも使えるように。
動きは春麗でもリュウの技が使えるなどカスタマイズはやりたい放題。
もう1つ”絆”というパラメータがありミッションやプレゼントでアップ。
絆ランクが上がるとイラストつきのイベントが起こったりメッセージが送られてきてそのキャラの意外な一面やSF5とSF6の間が見れたりします。
一緒に散歩したり食事に誘ったりできるわけではありませんが、
格闘ゲームの1人用モードにはこういうのを望んでいたんですよ!!!

ケンのSF6での不屈の精神に感銘し、口は悪いけど時折優しさや孤独感をみせるジュリにニヤリとし、
その名のとおり麗しくなった春麗のまだ子供っぽい部分が見れたりとSFファンにはたまりません。
発売前に公開されたSF5衣装はこの絆ランクをMAXにすることでも貰えます。
絆MAXはキャラへのプレゼントで容易にあがりプレゼントを購入するお金も貯まり安いので数キャラならコインを消費するよりこのモードを頑張ったほうがお得かと。

アバターキャラカスタマイズはスタイル・技だけでなく見た目や名前の変更も可能。
やることは同じことが続くので単調に感じてきたときはそれらを弄れば飽きるという事がナイ!

●操作タイプ「モダンタイプ」
これ、いいの?というくらい便利。
出せない技があったり強弱の使い分けや威力にデメリットはあり超上級者にとっては物足りないのでしょうが
格闘ゲーム中級者、だとおもう私や初心者には罪悪感すら感じる便利さ。
一番簡単な236コマンドでもミスすることなく絶え間なく試合中ずっと連発しろといわれたら私でもどこかでミスるでしょうがモダンタイプならまず大丈夫。
ワールドツアーモードではかなり重宝します。
オンライン対戦ではアケコンを使ってクラシックタイプで操作していましたがワールドツアーモードはPS5コントローラーでモダンタイプでプレイ。
で、1日ぶりにオンライン&アケコン&クラシックに戻ってみると・・・ドライブシステムがやり辛く感じる(汗)
超上級者じゃあないからかなぁ(泣)
いろいろ言ってもモダンタイプは遊びやすく格闘ゲーム離れしているゲーマーを呼び戻す原動力になり得るシステム。
eスポーツ配信での上級者プレイだけが格闘ゲームではないはず。
ダメージを受けた時コマンド入力ミスを悔いるのではなくまず自分の判断・対応速度を見直すことができるのにもモダンタイプは有効です。
すぐにプレイヤーに対応されるでしょうが2・2+L1強すぎない?

アーケードモード
5に続き今回もご褒美のイラストが豊富。
1キャラごとにイラストでのOP&中間&EDにストーリーイベントシーンがあり3周クリアするごとにご褒美のイラストが変わるのでそれだけでもかなりのボリューム&プレイ時間が必要。
オンライン対戦ツールとなってきた格闘ゲームとはいえ1人用アーケードモードとそれの個別EDが削られるタイトルは寂しいけど本作は心配無用。

格闘ゲーム復権を目指したであろう本作。
その意気込みはオン・オフの作りこみやモダンタイプの遊びやすさからひしひしと感じ取れます。
オンライン対戦周りがシンプルすぎるのと待ち受けから抜けられないときがあったり
ファイター変更にひと手間かかったり5の不便さが残っている部分やまだ洗練されていない部分はあります。
現在のSF5と比較するとキャラ数やコスチュームなどもの足りない部分もありますがそれは発売から5年近い年月とアップデートを重ねた結果。
これからはSF6に移行し没頭できる内容であろうと感じられたしそうであってほしい。
SF5のインストールデータ消去します・・・いままでありがとう!


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