映画『シン・仮面ライダー』准監督・尾上克郎さん「庵野監督はいわゆるワンマンではないんですよ」「何をやりたいのかハッキリしているので非常にやりやすい監督」

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ニュータイプ最新号より
「庵野組では想定外のことは想定外じゃない。みんな右往左往はするが動揺はしてない。そういうスタッフに集まってもらっている」
「とにかく撮りそれを編集して足りないカットを撮り足してまた編集、の繰り返し。今回コンテはなかったですし」
「(Q 素人考えではロスが多い方法だが?)多い。でもスタッフからすると結局よくなっていく。無駄にはならない。すべてにおいてみんなが納得するように仕上がっていく。その辺は監督の力によるところが大きい」

「庵野監督はいつも何をやりたいかはっきりしているので非常にやりやすい監督」
「何を言ってるかわからないということがなく、やりたいことをちゃんと言葉にして伝えてくれる」
「台本1行に対して20から30くらいのアングルが考えられそれをすべて撮っていく」
「みんな庵野さんのやり方に慣れている」
「起点となる発想は与えてくれるがそこから先はスタッフがどういう提案をしてくるか。その中で自分の考えをまとめていくのが庵野さんのスタイルだろ思う。だからいわゆるワンマンではないんですよ」

NHKのドキュメントはワンマンと誤解をされてもおかしくない編集だったなぁ。
池松壮亮さんと江本佑さんのロングインタビューも掲載。
基本的にOKテイクという概念がなくひたすら様々なカットを撮り続ける撮影手法。
インタビュー内では「変なストレスはなかった」「(同じセリフを何回もしゃべったがちょっとづつセリフも変わっていき)本当に大事なシーンになっててよかった」と。
それを「どうせやり直しでしょ?」の1場面だけを切り取られて拡散されるのは池松さんも望むところではないでしょう。


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