PS5【ワイフクエスト】クリアー後感想 ※ネタばれ控えめ 点数は外見、論評は内面

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先月発売されたソフトが突如ファミ通クロスレビューに掲載。
点数はいまいちですがレビュー内容が私にとって非常に刺さるものに。
その点数と内容
7877
・敵がかわいい女の子ばかりで倒した後にお仕置きできるのには笑った
・お仕置きアクションも見どころ
・チェックポイントがこまかく、ステージ外からでもボスと戦える
・夫を取り戻すために嫉妬深い妻が戦う状況がユニーク
・ボス戦は難しいが倒すと新アクション追加、行動範囲も増え派手さは薄いが手堅い作り
・斬りつけても敵がひるみにくい、背景なのか足場なのかわかりにくいのは難点

・魔物娘にモテモテの夫を奪い返す妻の冒険、という切り口が斬新
・主人公がコミカルかつクチが悪い
・1ステージが長めで間延びしがち


点数はイマイチですが論評の各所に魅かれてPS版を購入。

私はインディーズゲーム、特にアクションゲームはあまり好みではありません。
理由は
・ドット絵風のタイトルはそれでグラフィックの拙さをごまかしている(偏見)
・妙に難しい
・その難しい箇所を越えて・・・それがナニ?と感じてしまう=達成感が低め。途中で投げる割合が多め。
・価格が安いと価格なりのクオリティ&満足度。ボリュームのわりに高めのタイトルも(もちろん例外もあり)
・世界観、操作性のクセが強い(特に海外産インディーゲーム)

しかし本作は
・ドット絵があっている(おしおきシーンらが残虐すぎず可愛らしい)
・妙に難しい。ただ難しいボス戦は薬品を集めればなんとかなる
・主人公のお馬鹿さと先の展開みたさに難しい箇所も何度でも挑戦してしまう。リトライもしやすい
・安い。800円
・世界観はマンガっぽく、操作性もよくあるアクションゲームに似て遊びやすい

結果、クリア後の感想は
「面白かった!!!」
の一言!

ざっくりとストーリー
主人公ミアとその夫フェルナンド。
仲良く暮らす2人ですがフェルナンドは魔物にモテモテ。
ついに魔物にさらわれるフェルナンドを追いミア夫人の冒険が始まる・・・。
このプロローグだけで「これはクリアーしなければ」と高揚。
ですがこのミアが口が悪く、性格はドS。
すべては愛する夫をさらわれた恨みからくるものなのでそうなるのも仕方がないのか(笑)


魔物を倒すだけでは飽き足らず絞め技、剥ぎ技、殴り技などでトドメを刺せます。
トドメを指さなくてもゲーム進行上は問題無し。
ミアと各ボスの会話の日本語ローカライズが素敵すぎる。
句読点の位置が変なのは気になりますが。
フェルナンドとただ遊びたい、○なことをしたい各ボスの言動の可愛らしさ、ミアのキレっぷりとキャラの個性がたっていて随所に笑ってしまうシーンが。

アクション
ジャンルはよくある横スクロールアクション。
もっと細かくいうとプラットフォームアクションというらしい。
ファミ通では「モンスターワールド」似と例えられていますが基本はその通り。
ただしゲームを進めるにつれガード、滑空、溜め叩き、空中ダッシュなどを覚えステージギミックやボス戦は剣捌き以上にジャンプと前述の特殊アクションの駆使が重要になってきます。
特殊アクションはMPを消費。
これが本作の奥深さをちょっぴり増すことに。
特殊アクションやジャンプに癖がなく操作のしやすい好感触。
ステージギミックはさほど難しくはありませんが数箇所だけ十回近くリトライを繰り返した難所も。
ステージギミックにスキップ機能やおたすけキャラといった救済措置はなく何度も死んで覚え乗り越えるしかありません。
それでも1エリア1エリアはそれほど広くなくエリア内にはチェックポイントもありリトライにまったくストレスはありませんでした。

スーパーマリオは1-1~1-4、2-3といった風にステージが区切られていますが本作は2-18、等と1ステージが長くてスタージ内のエリア数が多め。
おしおきをしながら進んでいくと1ステージクリアに30分以上かかります。
プラットフォームアクションが得意でおしおきに拘れなければ1周目は数時間でクリアーできるでしょう。

ボスはすいすい進むステージとは違い高難度アクションに。
ボスで詰まった場合は武器を鍛える、HPを増やす、回復アイテムを増やすといった救済措置はありますがゲーム進行によって上限が解除される仕組みなので無限に鍛えることはできません。
ステージ内に数箇所とボス前にセーブポイントがありステージ外にでてもセーブポイントを選んで再挑戦できるので強化もやりやすい。
この救済措置や強化のやりやすさが少々アクションゲームとしての緊張感を緩めている面も。

クリアー後もやりこみ要素は多数。
全敵の撃破や全宝箱発見にビジュアル収集など。

洋ゲー(だとおもう)っぽい点は無くはないですがとても海外のかたが制作したとは思えない点が随所に。
日本産のコメディ作品らしさが満載。
ただ主人公のキャラが濃いので人を選ぶかも。

インディーアクションゲームを多数プレイされている方々には他インディーアクションゲームと比べて物足りなさや簡素さを感じるかもしれません。
よくあるインディーゲーム、とも感じられそうですが本作の個性的な内容に私は満足。
難易度は難しすぎず簡単すぎずボリュームやクオリティは値段に見合う内容。
ストーリーとキャラクター、ゲームプレイには値段以上に満足。
気軽にちょっとづつ遊べインディーゲームの数々の良さを包括。
ファミ通クロスレビューがなければ遊ぶことのなかったであろうタイトル。感謝。

PS版はCERO12歳以上ですが、Switch/Xbox版は16歳以上対象のようです。
ドット絵ですがきわどいカットもあるので表現に差異があるのかも?


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