Switch【刀剣乱舞無双】クリアー後感想※ネタばれ控えめ。 キャラクターゲームはファンの期待に応えなければいけない。絶対にだ

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体験版をプレイした時に感じた嫌な予感(こんな狭くてすぐ終わるステージばかりなの?)は半分当たりで半分ハズレ。
関が原や城内はちょっと広めでクリアにまぁまぁ時間はかかります。
敵が無双らしく大量に沸くステージもあり。
本作には馬といった乗り物、回復アイテムといったものがフィールドに存在しません。
それらがあればいいなぁ、と思う前に1ステージがクリアできてしまう広さと手軽さ。

1ステージが早く終わる分、ストーリークリアまでに120近いステージが用意されています。
体験版のようにすぐ終わるステージ、ボスだけ、敵に隠れながら進む戦闘一切なし、NPCを誘導するパズルっぽいステージなど多彩。
使い回しも少なく感じます。
無双シリーズによくある兵を倒しまくって拠点制圧、という要素が少なくボス敵だけを倒せば良いステージがほとんど。
クリアーまで約25時間。

表示される味方キャラは自分とバディだけ(他にもフィールドで戦闘し会話に参加してくるキャラは見えないどこかで戦っているという設定)
ステージ中キャラ変更不可、敵の種類少な目、雑魚中の雑魚キャラはHPバーなし、馬なし、アイテムなし、とSwitchにあわせ処理軽減にできる限りのシェイプアップをされている?
そのためか現行機としては物足りないグラフィックですがSwitchの無双作品のなかでは良い方。
リアルタイムデモは男士が数人表示されるだけで重くなりますが戦闘中は解像度が落ちたり重くなることもなし。
男士の服装は細かいところまで描かれフルボイスで参加しているキャラらが賑やかに会話が流れます。
6~7割方、1ステージ1ステージが短いのですが奥義ゲージなど一部に次ステージに持ち越しがあるのは便利。

男士はそれぞれモーションや奥義が異なりますが武器種が少ないので操作感覚は少々似たり寄ったりに。
武器や衣装のチェンジもなし。(DLCが必要)
雑魚のHPバーがないので斬り応え感が薄いのは残念。
中ボス、ボス戦の強攻撃はFF14でいう「AoE(Area of Effect)」が表示されそれを避ければ大丈夫という無双らしからぬアクションゲームらしい回避要素が。
これは無双シリーズにはあまり無かったアクションゲームとしての楽しさが味わえます。
その強攻撃に当たると男士は脱がされます。逃がされると奥義ゲージが溜まりやすくなるので中級者以上ならわざと脱がされるのもアリ。
弱攻撃数回→強攻撃で繰り出される強攻撃がRボタンとの組み合わせだけで出せるのは便利。
必殺技は共闘、相棒、個人と三種ありそれらが別ゲージなのでボタン連打しかすることが無い、ということにあまり陥らないのは好印象。

ストーリー進行は章ごとに参加できる部隊が限られていていつでも推しの男士をいつでも使えるわけではありません。
男士全員の中から好きなように選べるのは最終章だけ。
満遍なく様々な男士を使いたいプレイヤーには良い方式ですが使いたい男士だけど使いたい人には苦痛に感じる章もありそう。
キャラクターのレベルアップは本丸の施設に配置するだけでも上がっていくので配置に手を抜かなければまったく育たないキャラがいる、という事態にはなりません。
さらに素材を使ってのパワーアップもありますが1周クリアするまでにMAXまで成長させられるのは2~3人が限度でしょう。
このパワーアップが強力で素材集めをがんばればボスですらAoEを無視し雑魚のように倒せるまでに強化できます。

ストーリーは簡単に言うと誰かが戦国時代の歴史を改変したのでそれを男士が正そうという流れ。
改変されたIFの歴史には「○○が死んでなかったら」「○○が裏切ってたら」などなかなか面白いものに。
中には(そのままでいいのに)と思う歴史を修正する必要がありそれに悩む男士の苦悩も描かれています。
男士同士の絡みはフルボイス、部隊を超えたゲームならではというのもそれなりにあり。
史実の戦国武将も登場しますが戦国モノで鳴らすコーエーとは思えないほど簡素な見た目。
刀剣男士以上に目立つ必要はないけど・・・。
最終章まで緩やかに盛り上がり一波乱二波乱ありそして切ないEDまでの展開は胸アツです。
ライトなアクションゲームとして刀剣乱舞ゲームとして十分に合格点。
満足できました。
とはいえ無双ゲームとしてはイマイチ。

本丸ではミニゲーム各種や絆があがったコンビの会話が楽しめます。
それらはファン向けだけではなくキャラクター強化に繋がるのでアクションゲームが苦手な人の救済にもなっています。
本丸と改変された歴史の舞台の行き来に数十秒ロードがあるのが結構まどろっこしい。
クリアーに時間を要さないステージが多めでフラグミスでゲームオーバーになるステージもありその分行き来が頻繁に行われるのもまどろっこしく感じる要因。

刀剣乱舞のゲーム化ということで本作のためにSwitchを購入、アクションゲームが初めてという方がそれなりにいるようです。
実際そのようなゲーム初心者への配慮は取られています。
が、まだ十分ではないような。
・使いボタンがおおい
・難易度を下げてもガードの固い敵がいる。
・ボタン押すだけで回避もしてくれるオートモードはクリアに時間がかかる。
・ステージが狭く早めに終わるので必殺技ゲージが溜まりにくい。ゲーム持越しがあっても。
・ミニゲームに難しめのものがある。
・ボタン連打QTEが多めでちょっぴりシビア
・クリアにパズル的要素、1ミスで失敗扱いになるステージのヒントがあいまい。
・敵に虫系が多くキモイ

どれも、ちょっとでもアクションゲームをプレイされたことのある方ならなんの問題も無い程度のことですが。
アクションゲームに自信がなくても作品、キャラクターへの愛情があれば乗り越えられる難易度に抑えられているのではないでしょうか。


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Switch【刀剣乱舞無双】クリアー後感想※ネタばれ控えめ。 キャラクターゲームはファンの期待に応えなければいけない。絶対にだ」への2件のフィードバック

  1. 匿名

    youtubeにゲームUPするの禁止なんで実際みれないのが残念
    ニトロはもともとPCゲーも厳しいのでしかたありませんね
    ニコニコなんかもソッコーで消されてました

    返信
  2. ピンバック: 【刀剣乱舞無双】リアルイベントが2023年1月29日開催決定 | ゲームよりどりサブカルみどりパーク

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