PS5【ファイナルファンタジーXIV 暁月のフィナーレ】メインシナリオクリアー後感想※ネタバレ注意。 己の全存在を乗せた拳は全てに勝る

スポンサードリンク

※この感想は「暁月のフィナーレ」全体の感想ではありません。
本作はMMO。
クリアーしたのはその中のコンテンツの1つ「メインシナリオ」。
その「メインシナリオ」はクリアーに30時間近くを要した大ボリュームでしたが拡張パッケージ「暁月のフィナーレ」で今回追加された全コンテンツの中の極一部です

新生エオルゼアから約8年、いくつかの追加パッケージ発売やアップデートでシナリオも追加。
追加パッケージごとにシナリオに区切りは付けられていましたが物語の根幹は「ハイデリン・ゾディアーク編」として地続きになっていました。
その「ハイデリン・ゾディアーク編」も本作でついに完結。
集大成ということで過去に登場した名キャラも登場しますが「暁月のフィナーレ」初登場のキャラも印象に残るキャラが多数。
突如現れた美声のヒロイン”ニッダーナ”のボイスは大地葉さんでした↓

本作の新たな舞台やプレイヤーを襲う災厄はFF14至上、屈指の修羅場に。
その希望を見出せない絶望の連続に物語の大半はダークで鬱な展開が続きます。
ゲームやシナリオ上でレイズやら生まれ変わりやらがあっても命の尊さを軽ろんじない演出の妙はさすがのFFXIV。
しかし終盤はその鬱憤を晴らすかのような爽快な出来事が。
元凶に打ち勝つために今まで共闘してきた戦友が、敵対してきた○○が、
ついには○○や○○まで再登場し一致団結、
これだけでも涙が出そうなのに更なる災厄、そしてさらなる援軍、
二転三転連続する怒涛の展開はまさにFF、まさにJRPG。
ええ声のあの人やひんがしのあの人が助けに来てくれなかったのは(恩知らずが・・・)とムカっとした(笑)
大人気キャラ○○の再登場、そしてその活躍には大満足。
ほんと良キャラすぎるよ○○さん・・・。
最も、というか感銘を超え感謝にも近い心境になった□□はさらに素晴らしいキャラクターとして描かれていました。
新生エオルゼア序盤からエラそうに上から目線でハッキリしたことをいわず何をしてほしいのか有耶無耶にする言動に実はラスボス説も出ていましたがその礎にもなった□□の過去や真意がわかった今では感謝しかありません。

各フィールドは個性的で美麗。
PS5ならでは、という域に達した箇所は見当たりませんでしたがこれほどの広大なフィールドや入り組んだ街並み、
そこで大規模MMOをスムーズにプレイできるのは暁月のフィナーレでも変わらず。
グラフィック、動作、同時プレイ人数等を統合的に踏まえてスクエニ第三事業部は最もプレイステーションを使いこなしているサードメーカーだとPS3時代から感じています。

PS5といえばFFXIV自体の所々にデュアルセンスが効果的に使われています。
初めて到達したフィールドでは空をとぶことができず地面を走って移動。
ひさびさに戦車マウントで地を走行しての移動でしたがデュアルセンスの小刻みな振動が臨場感抜群です。

シナリオを進めるごとに敵も強くなり求められる武具のレベルも高くなりますがこれまでに頑張って集めた装備が終盤まで使えるのは嬉しい。
メインシナリオの報酬としてそこそこの武具が貰えるのも過去の追加パッケージと一緒。
LV89付近で今まで使ってきた武具の性能を大きく超える装備がタダ同然で貰えます。
漆黒でここまでの気前のいいプレゼントが貰えたっけ?
メインシナリオをクリアしていけばほぼ寄り道することなくLVはMAX90になります。
武具を集める手間もメインシナリオのなかに含まれていて”まずはメインシナリオクリア”と”まずはLVMAX”を同時にこなせるようになっている優しさは本作も健在。
途中で進行に必須のIDダンジョン、ボスの難易度も簡単すぎず、難しすぎず、好バランス。
DPSチェックもなくこれまで培ってきたAoE避けの知識があり、よほどのことがなければギブアップすることはないでしょう。
反面今回行われたデノミネーションで攻撃や回復の数値のノウハウがリセットされているので慣れるまで戸惑いました。
戦闘パートでは他のキャラに入れ替わることも。
本作が初の要素ではありませんがこれは無くてもいい要素かなぁ。

冗長気味の脚本や見飽きたモーション、カメラワークで繰り広げられる会話シーンは少々ダレます。
分厚い小説を読みおえたかのようなシナリオは満足感もあれば疲弊感も。
新生エオルゼアの長年の歴史で紡いできたキャラクターらの総結集は激アツでしたがラスボスは何故このラスボスがラスボスとして立ち塞がったのかが「暁月のフィナーレ」の中での出来事だったので若干拍子抜け。
真ラスボスは「キター!ぶっ○す!!!」と手に汗握りましたが。
約8年続いたハイデリン・ゾディアーク編は上手く纏められたのではないでしょうか。
やや説明不足な点やファンタジーやSFだからいいじゃん、と言いくるめられたような箇所もありましたが題名にかいたとおり
「己の全存在を乗せた拳は全てに勝る」(漫画、範馬刃牙から丸ごとパクリ)
ということで最後はなんだか納得させられました(笑)


空に海に宇宙に時空を超えエオルゼア救済に奔走した暁の血盟メンバーの戦いもこれで終わり、にはならなそうです。

プレイヤーにも新ジョブ、新レイド、極レイド、ギャザクラなど等などなどやることはまだまだ残されています。
他のゲームはもちろん、私生活にも影響が出るくらいのドハマリ要素たっぷり。
お勧めはしますがプレイの際はお気をつけて。


スポンサードリンク

PS5【ファイナルファンタジーXIV 暁月のフィナーレ】メインシナリオクリアー後感想※ネタバレ注意。 己の全存在を乗せた拳は全てに勝る」への1件のフィードバック

匿名 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。