Swith【ポケットモンスター シャイニングパール】クリアー後感想 ※ネタバレ控えめ。 誰が為のダイパリメイク

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発売前は2~3世代前のキャラクターや街、フィールドの造形は批判の的にされました。
プレイして感じたことは元祖のフィールドやギミックを3Dに落とし込むにはキャラは二頭身、フィールドは2~3世代前の造形にするしかなかったんだろうなぁ、ということ。
そこを作り直して剣盾風にするとなるとイチから、ではなく0からの作り直しを余儀なくされたでしょう。
もちろんその0から作り直されたダイパリメイクをプレイしたかったのですが・・・。
本作をプレイする人の大半がダイパ未プレイなのでは。
その人達に「ダイパはこのようなゲームだったんですよ」と伝えるのもリメイク作品の重要な意義。
ダイパリメイクに令和にふさわしいクオリティを求めるのは見当違いだったとまでは言いませんが、
古めかしいグラフィックにもかかわらず据え置きモードではジャギーが目立ちボンヤリしているところも。

RPGとしてはコレがバランス良くできていて簡単すぎず難しすぎず、一本道のようで大き目の寄り道があちらこちらに。
次に進むべき場所のヒントが曖昧でほぼ必須のスキル取得箇所もヒントが薄くスルーしてしまうことも。
そのような箇所で時々行き詰って悩みながら進行する微妙な不親切さは”古き良きRPG”の”良き”の部分だと私は解釈しました。

人間のキャラクターの等身はこれでいいとしても表情はもっと豊かにしてもよかったような。
戦闘になると普通の等身が表示されるのですがそこには魅力的に感じるモブキャラの姿も。
多数のポケモンと集える”ふれあい広場”があるのですが普通の等身の人間とも集える場所があればよかった。
ただ対戦相手となるモブのトレーナーの使い回しっぷりはちょっと・・・。

フィールド・街
天候や時間帯、地域ごとの季節は上手に表現されていて地域ごとの特性はキチンと捉えています。

街はそれほど広くはないのですが視点がキャラに近いので街のどこにどの建物があるのか探すのが一苦労。
看板を見た時だけ視点が変わる要素があるのですがこれをRスティックでやりたかった。
速度が速くなる自転車は速度調整ができても障害物にひっかかりまくるので使い辛い。
モブに話しかけたりアイテムを拾うのもターゲットが合わせ辛く2Dありきでフィールドをより起伏のある3Dにした弊害なのかも。

アイテムを拾うときや特殊スキル使用時に出るメッセージや演出が探索のテンポを悪くしています。
ポケモン回復センターも会話して渡して直して~~の流れで時間がかかるのはレベル上げでのストレスが溜まる要素。
異様にエンカウント率が高いのはエンカウント避けのアイテムありきでそう調節されているのか。
レベル上げ時はエンカウント率が高いのはありがたいのですが、そこはエンカウント率アップアイテムを作り通常時のエンカウント率を下げるほうが探索のストレスは軽減されていたような。

プレイヤーの進行を妨げるギミックや謎解きはなかなかの難易度。
もしかして解法もオリジナルそのまま?

すべてのポケモンといっしょに歩ける要素は素晴らしいのですが障害物に引っかかるたびに出たり消えたりするのは妖怪かデジタルなモンスターか、って感じで少し興ざめ。


戦闘
携帯モードではコマンド選択時にタッチ機能がないのは残念。
ここもフィールドに負けず劣らず前世代機並のクオリティ。
背景やポケモンが水面に映るとかは良いとして海上のでの戦闘はプレイヤーやポケモンが水面の上に立っているのはシュール。
ポケモンは可愛らしく作られていてモーションもそれぞれの技に対応して動きます。
技の演出を表示しないようにしてテンポアップすることは可能ですが早送り機能が欲しかった。

テンポを阻害する要素が散りばめられているのですがゲーム全体のテンポに沿っているためかストレスを感じても溜まることはありませんでした。
ただ、BGMがアップテンポでそれがゲーム全体のテンポにあっていないようで。
ためしに音を聞かないでプレイしてみるとテンポの悪さはさほど気にならなくなりました。
BGMくらい軽快にゲームもプレイできれば・・・。

地下大洞窟・コンテストショー
地下大洞窟ではモンスターの姿が表示、出会うモンスターの種類やレベルが調整できるので目的を持ってモンスターを狩るに適した場所。
レベル上げに使えそうでしたが通常のフィールドのほうが効率が良いように感じました。
潜伏アイテムやモンスターなど今後の調査が必要。

コンテストショーは簡単なリズムゲームによるポケモンのダンスショー。
もっとモーションに凝ればこれだけで一本のゲームになりそう。

バグ
様々なバグ報告があるようですがバグらしいバグや不具合には一度もあいませんでした。
テキストバグ系は読み飛ばした可能性も。
フリーズも一度も無し。

AAAリメイク作品が増えリメイクタイトルへの願望が膨らみすぎた結果、ダイパリメイクは「これは望んでいたリメイクじゃない」と私自身も感じSNSでもそのような声に繋がってしまったのかも。
この直後にアルセウスが控えていなければ私も憤懣やるかたない心境だったかもしれません。
本作はリメイクでもあるけれど言葉としては変ですがHDリマスターならぬ3Dリマスター?
不満点は多めですがポケモン本来の面白さはまったく損なわれていません。なによりこれから全ポケモンを集める作業に入るのが楽しみ

今回の形でのリメイクは正しいのか否かを決めるのは売上本数ではなく本作のターゲット層である子供達であって欲しいものです。
従来の、長年の、老若男女のファンをも強く意識していたのなら本作のようなモデリング、テンポにはしていなかったはず・・・。


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Swith【ポケットモンスター シャイニングパール】クリアー後感想 ※ネタバレ控えめ。 誰が為のダイパリメイク」への4件のフィードバック

  1. 匿名

    オートセーブと強制学習装置にするくらいなら技マシン使い捨てはやめてほしかった

    返信
  2. 匿名

    この人は本当に過去作をやってるのか?
    ポケモンでバトルの早送りなんてありえないし、アイテムを拾うときテキストが出るのも敵キャラの見た目が使いまわしなのも過去作通り。これを批判するのは単純にポケモンというゲームがあってないだけだと思うし、過去作を楽しめた人が指摘するのは不自然に感じる

    返信
  3. 匿名

    概ね、当時のダイパそのままですけど?
    機種や規制による差異はあれども、一人で遊ぶのなら改悪は今のところほぼ無い。
    壁抜けバグは、さすがにどうかとも思うが。
    原作にも壁抜けバグ、マップ更新を利用してのバグもあったの思い出したわ。
    オートセーブは切り替えできるしgood。

    批判点が当て付けがましいものばかりだ。

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  4. 匿名

    まあこのブログの管理人は雑誌のフラゲのアフィ収入で偉そうにするのが仕事だからw

    返信

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