富野由悠季監督「鬼滅は本当うまくやった。羨ましいなんてのは乗り越えて、ほんとあいつら!と思ってます(笑)」

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https://news.livedoor.com/article/detail/19451880/

そういう意味では、今までこんな言葉遣いをするのは恥ずかしかったんだけれども、どうもアニメというものが“サブカルでない、主流のもの”に変わってきてるんだという理解を得ました。

それで事実、映画興行も皆さんが一番よく知ってる通りで、実写はアニメに敵いません。恐らくこの2、3年のアニメ映画のヒット作がなかったら、我々の世代では未だにアニメなんていうのは“映画と言うのも恥ずかしい”という気分はあったんだけれど、もう実写が寄ってたかっても敵わない。そして今回、『鬼滅』でトドメを刺されてしまった(笑)。

――お話を伺っていると、最近のムーブメントをかなりチェックされています。何か意図などはあったりするのでしょうか。

富野 いやいや、そんなことはありません。今言ったようなチェックの仕方は、素人じゃないから芸能的に気になるところはちょっと知っておかないとマズい、と思ってやっているだけです。ただそれでも動機はあって、絶えず次の作品のために手伝ってくれるような人がいないかを気にしているし、固有名詞を指定して他のスタッフに「どう思う?」と聞いています。それこそ声優さん1人にしても探してるんですよ。だけど、作品とフィットすることはそうそうないんです。だから、ほんと『鬼滅』のメンバーに腹が立ってます! “やってくれたな”と(笑)。

気に入ったからこの人を使いたいと思って、ある時使った人もいるんだけど、やっぱりそういうのはダメ。自分の思いは個人的な好みで、作品とか仕事の上に乗っける好みとはちょっとズレてたりします。どんなに頑張ってもうまくマッチングしなくて、それでしょうがないなぁっていつの間にかフェードアウトしていくという経験もしているんです。

だから『鬼滅』!あいつら本当うまくやったな!よくもまぁぁぁ、この組み合わせを見つけられた。声優もそうだし、皆さんご存知のとおり歌に関しても作曲者も含めて、よくこれでやってくれたな!と。その意味では羨ましいなんてのは乗り越えて、ほんとあいつら!と思ってます(笑)。ただ、『鬼滅』って作為的だとは思えなくて、やっぱりかなりの偶然ではあるんですよ。

これは読み応えのあるおもしろいロングインタビュー。
見出しを見たときは何事とかとおもったけど作品からOP曲にいたるまでのスタッフのキャスティングの妙を賛辞してるのね(笑)
アニメへの絶大な自信があるのも頼もしい。ということで新作を早く・・・。


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富野由悠季監督「鬼滅は本当うまくやった。羨ましいなんてのは乗り越えて、ほんとあいつら!と思ってます(笑)」」への1件のフィードバック

  1. 匿名

    富野はいつ銀河滅ぼすの?
    どうせワンピも糞とか思ってるんだろうな
    黒衣の戦士の声優は?

    返信

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