https://www.famitsu.com/news/202012/03210318.html
印象深い点を抜粋
外山
独立はもともと考えていたことでした。会社にいるといずれ定年が来てしまいますが、定年後にもまだまだゲーム制作の仕事を続けたいと思っていたんです。
それでもSIEがすごくいい環境だったので、いままで退社できずにいたのですが、今年はコロナウイルスの影響もあり業界に大きな環境の変化があったため、独立するならいましかないと思ったんです。
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外山
もともと、僕がプレイステーションと関わるようになったのはプレイステーション2の時代からで、当時は旧“ゲームやろうぜ!(※)”のチームなどに間借りする形でゲームを作っていました。そうした背景もあって、どの機材で何を作るのかであったり、チーム運営やスタッフィングに関しても自分たちで決めることができたんです。
それでも、だんだんと会社全体の規模が大きくなるにしたがって、組織として動くことが求められるようになってきました。
その中で、僕たちも大規模なチームでのゲーム開発に対応するための勉強をさせていただき、クリエイターとして成長できたのですが、一方で、自分たちがやりたいことをやるだけではなく、周囲への影響であったり、全体の方針について考える必要も出てきて。
そうなると、昔のように、自分たちが考えたことをストレートに表現できる環境への憧れのようなものが芽生えてきたんです。
大倉
ずっと外山といっしょに仕事をしてきたので、私も少なからず同じことを考えていました。会社の体制が変わり、ゲーム開発より大規模な開発を意識したやりかたで進める方針になってからは、とりあえず作ってみていろいろ試したり、事情が変わったら開発の方針を変えるといったことがやりづらくなってきたのです。
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――では、ケンカ別れというわけではないんですね。
佐藤
ないですないです(笑)。むしろこれからもお世話にならないといけないくらいですよ。振り返ってみても、すごく恵まれた環境でたくさんいい経験を積めたので、本当に感謝しています。
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――懇意にされている方に相談したときのリアクションはいかがでしたか?
佐藤
私たちがそれぞれタイトルを受け持っていたので、なかなか飛び出しにくかったというのもありますが、私が聞いたリアクションとしては「やっとか」というものが多かったですね。
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――すでに動いているタイトルはあるのでしょうか?
外山
はい。まだ詳しくはお話しできませんが、初回作に集中して開発を進めています。可能な限り多くの人に遊んでもらえるよう、手広くいろいろなプラットフォームで展開したいと考えています。
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――現在開発中という第1作で実現するといいですね(笑)。第1作がどんなゲームなのかについても、もう少しお話しいただきたいです。
外山
僕の得意な、ストーリー性や世界観で勝負するアクションアドベンチャーです。
佐藤
開発にはあと2、3年くらいは掛かる想定ですね。
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――続報を楽しみにしています! これまで外山さんたちが作ってきたタイトルはどうなるのかについても気になっているファンが多いと思います。
佐藤
IP(知的財産)のライセンスはSIE Japan Studioにあるので、私たちが勝手に何かするわけにはいきませんが、これからも良好な関係を築いていきたいので、双方が合致すれば、これまで作ったタイトルの新たな動きも実現可能だと思います。
外山氏だけでなくSIEJAのゲーム制作の要、ベテランだった人達の独立。
SIEJAにゲーム制作のノウハウを持つ人材は残っているんだろうか。
SIEJAの環境に問題はなかったようですがやるべきことが増えやりたいことができなくなり思うようなゲーム制作ができなくなったようです。
それはSIEだけでなくクリエーターが年齢を重ね役職が上がると起こってしまうジレンマ。
自分が作りたいゲームを作るための独立、応援するしかない!
益々のご活躍をお祈りいたします。
まあ独立できて良かったと思う
新作に期待
社名の読み方が「ボーカ」という事で安心しました。流石に「ボケ」だと引いてしまいますのでw
グラビティデイズ好きなので、新作も楽しみに待ってますよ!