PS4【メタルマックス ゼノ リボーン】クリアー後感想 ※ネタばれ控えめ B級C級作品、全てが否定されてきたわけでもなく

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前作「ゼノ」から大幅にグラフィックやシステム変更、ポチや車の追加などもありますがリメイクでもなく完全版でもない、
リボーンという副題にあるように良いようにいうと新生、再誕といったところ。
正直改悪に感じる点もあったのでリボーンというよりアナザー。


全体的に自由度が若干増しストーリー展開も変化。
戦闘はシームレスで戦闘開始前にFPS風に照準をあわせ先手を打つことが可能。
エンカウント前に砲撃し先手をとるどころか戦闘開始前に倒してしまうことも。


そのシステムのせいでおかげでコマンドバトルに入る前に不意撃ち→隠れる→コマンドバトル離脱→不意打ちの繰り返しでほとんどの雑魚、強敵をノーダメージで倒すことが可能。
かなり敵のHPがおおいのでこの方法は時間がかかりますが。
自車と敵の射程距離を踏まえた理にかなったバトル、
とはいえ(これでいいのか・・・)と自問自答してしまう姑息な戦い方。

戦車カスタマイズはちょっと複雑に。
攻撃力をとるか防御力をとるか一斉射撃でその後は考えない、等自分好みにつくれる楽しさは健在。
フィールド上には普通では倒せないボス級がゴロゴロ。
そのボス級はスルーすることも可能。
フィールドでの自由度は高くなり敵との距離を測りながらの戦闘や探索は他のRPGにはない楽しみ方ができる。


グラフィックは・・・前作とは表現も変わりちょっとリアル風に。
リアル風になったがためにショボさが際立ってしまうことに。
これなら前作のアニメ調のままのほうがよかった。
ただ荒廃した世界らしさは今作のほうがアップ。それがメタルマックスの特徴なので一概にアニメ調のままがいいとも決めづらい。

フリーズや進行不能はなかったけど文字化けが。
文字化けし一部の文字が□表記に。
一度起こると文字化けする箇所がさらに増加。
再起動すれば直ったけどこんなバグは久しぶりにみた。

荒廃した世界で限りある資源を集め、作り、組み立て、そして基本お金が全て、という世界観は維持。
それなのに今作には転売だけで楽に稼げる金策が存在。
序盤でその時点でショップに並ぶ最強装備を揃える事も可能。
そんなバランスブレイカーの金策は自重すればいいだけ。といわれても当然ですが要所要所の敵や立ちはだかる壁と壊すために必要な攻撃力が異様に高い。
普通に遊ぶと難易度はかなり高め。
仕方なく転売で揃えた火力推しで立ち塞がる雑魚やWantedモンスターをなぎ倒していくのが心地いいので転売頼りに・・・。

新たな戦闘システムは前作をプレイしていても新鮮な気持ちで遊べます。
RPGとしてのクセが強くなりさらに万人向けではなくなりましたが戦車RPGとしての面白さはアップ。
グラフィック、シナリオの簡素さはお粗末過ぎる作りで妙に障害物にひっかかる移動やマップの見難さで目的地がわかりにくくストレスを感じることも。
それでいてボリュームは少な目(転売稼ぎをやったせいだけど)
でもクソミソに貶す気にはならない世紀末エンジョイゲーム。
良きB~C級映画を観る感覚で楽しめるB~C級ゲームというのは誉め言葉になっていないか。


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