PS4【龍が如く7】メイン、会社経営、カート、アリーナ、サブイベコンプクリアー後感想 ※ネタばれ有り

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「ストーリー」
春日一番という新キャラを主人公に展開する裏社会を巡るハードなシナリオに。
良き理解者や人物があっさり殺されたり思いもよらぬ人が裏切ったり黒幕だったりと龍が如くらしい飽きの来ない場面が続きます。
ご都合主義やお涙頂戴なわざとらしさは控えめですが突拍子もない喜劇とも感じられるシーンがチラホラ。
敵が選挙に出る、それなら自分も出馬しよう。はちょっと(笑)
サブイベントはふざけたイベントがおおい龍が如くなので気にはなりませんし、そのサブイベントが楽しみで龍が如くシリーズを遊んできたの大いに結構。
桐生や真島兄さんも登場しますが借りてきた犬のような真島兄さんの扱いには大きく不満。
桐生の出番は少ないもののその少ない出番でのそのカッコよさといったらもう・・・あらためて桐生のカッコよさに痺れることのできるナンバリングタイトル。
中盤は春日が首を突っ込む形で騒動が続きますが終盤からは春日の出生にも関わるシリアスなムードのままエンディングに。
エンディングで春日が・・・とハラハラしながら見ていたのは私だけではないはず。死ぬわけが無い主人公ではなく死ぬかもしれない主人公のゲームは最後の最後まで目が離せませんでした。
「バトル」
アクションからコマンド選択式に様変わり。
選んだ敵を攻撃すると元居た位置にもどる、立ち位置を操作できないので戦略性は低め。
範囲攻撃の範囲がかなりわかりにくい。アトリエの範囲攻撃よりわかりにくい。
人間としての無駄な動きが多すぎるのでテンポがいい感じがしない。
バランスは難易度高め。こまめにHP回復をしていかないと2,3回の攻撃で死んでしまうほど。
偶然なのかドラクエに近いバランス。HPのインフレでバランス調整するのではなくレベルアップや武具でその場に適した準備を整えることでその場面場面を乗り切ることに。
後半になると攻撃属性や状態異常を駆使できるようになるので面白さがわかって来るのは中盤以降。
バランスがぶっ壊れたかのような強敵のボスがたびたび登場。
一戦に30分近くかかることも。やりなおそうにもセーブ箇所によっては何時間も巻き戻らされたり。
でもそんな強敵でも30分粘れば勝てるのはこのバトルの奥深さかも。
HP管理にミスをしなければ少しづつダメージを与えて粘り勝ちできます。その少しづつ、が本当に少しづつなのでイライラするけど。
一旦諦めてレベル上げや装備をそろえてやり直すとその短いその作業がかなり効果的に作用するのでRPGとしての面白さは十分にあります。
一応バトルに突入すると敵は春日の妄想した姿に、ということですが終盤、敵組員は戦闘が始まっても組員のままだしラスボスも見た目かわらないしかなり残念。
もっと妖怪やモンスターに変化しても良かったとおもうけど「やりすぎると世界観が・・・」と躊躇してしまったのかな。
こっちのメンバーはSMの女王様やストリートダンサーに変身するんだからバトル中は世界観など全く気にしていないのに。

「ジョブチェンジ」
ドラクエに近いジョブチェンジ方式。
他ジョブで覚えたアビリティが全て他のジョブで使えるわけでは無いのがやっかい。
ジョブとは別に各キャラクターはそのキャラのレベルが上がると覚えるアビリティもあり少々ややこしい。
キャラの強さを底上げするためにジョブチェンジを繰り返しイザという時に難所用の編成に着替えるというRPGらしい楽しみができます。
物理攻撃に耐性がある敵がおおい割に魔法攻撃のジョブやアビリティが少ない様な。


「キャラクター」
・春日 
仲間想いでユーモラスで明るくてよくいるゲームの主人公。龍が如くの主人公にはふさわしくないと感じましたが7は春日の物語ではほぼありません。
過去作の名キャラや今作の大物俳優のキャラにも負けず劣らずの活躍をみせてくれた我の強さとその演出には拍手。
・足立・ナンバ・紗栄子
それほど癖が強くもなく弱くもない仲間達。中の声優の人の名演技に救われたかな。
もし春日主人公で続編が作られたら3人とも続編には登場しないかも。くらいの重要度。
でも続編で殺すのだけは辞めて・・・みんな気のいい気持ちのいい仲間達でした。
・えり
龍が如くオーディション優勝者が演じるキャラ。会社経営では秘書ですが会社経営を進めるとバトルにも参加。
この人がめっちゃくちゃ強い!他のキャラの最大ダメージの約3倍をMP少なめで弾きだします。
会社経営をしないと仲間にもなってくれないキャラ。これに気がつかないで3人で某アジトにのりこんでしまった(笑)
・沢城(堤真一)
今回は芸能人が少なめでしたが堤さん演じる沢城の怖さといったらもう・・・。
演技だけでなくバトルでもその恐ろしさはピカイチ。続編でも活躍に期待!

「会社経営」
キャバクラ経営など過去作では手をつけずともクリアーできていた金稼ぎ要素ですが今作はこれをやるとやらないでは難易度に大きな差が。
序盤では仲間のえりが一人増え(このえりが強い)頂点に上り詰めれば威力極大の範囲攻撃を入手、お金もがっぽりと1位になるまでやりこんだ方がいい。
アクションでもRPGでもなく社員をちょっとそろえて株主総会用の発言コストのひくいキャラを用意しておけば1位は簡単。
できればRPGの部分でお金稼ぎをしたかったけどそれが会社経営になるのは龍が如くならでは、か。

「龍7」
コマンド選択バトルは面白かったのかといわれれば「面白かった」というしかない。
弱点突きやわかりにくい範囲攻撃が上手くいった時の爽快感はアクションバトル並に爽快。
アクションバトルでは無くしたにもかかわらず連打やQTEを駆使すればバトルが楽になるのは少し疑問。
バトルの難易度がちょっと高めなせいでもありますが戦闘が楽になるための戦略要素が少なめでそれをQTEやジャストガードに転嫁したのかのよう。
アクションバトルを捨てるのならアクション要素全てを削ぎ落としてでもドラクエのようなコマンド選択式バトルにしてもよかったのでは。
春日は裏社会のトップ連中が描いたシナリオの掌の上で踊らされつつも振り落とされまいとする必死さは桐生には無い良さがありました。
裏社会でひっそり行きていくタイプでもないので続編での扱いは難しそう。
でもこのままいなくなるのはもったいない良キャラだけど。
8,9と新たな主人公を出して10で桐生を含めて各主人公が集結、なんてのもいかが。


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