Switch『アストラルチェイン』クリアー後 感想 ※ネタバレあり

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まず最初に。これらのスクリーンショット(以下SS)はほぼ据置モードで撮ったSSですが携帯モードで撮ったSSも含まれています。

↑据置モード ↑携帯モード ↑据置モード

↑携帯モード
携帯モードだと覚えている&わかるSSには携帯モードのSSだと表記しそれ以外は据置モードでのSS(ミスあるかも)
なにしろSS画像を見ても「これどっちのモードで撮ったのかな・・・」と見比べてもわからないSSが(笑)
それくらい携帯モードでの画質が綺麗。特筆モノ。
他メーカーもSwitchLiteが発売される今、携帯モードでもきちんと見れるものを作ってほしい。
もちろん据置モードでも美麗なグラフィック。処理が重くなったことも皆無。 ↑2枚携帯モード。
フォトリアルではなく光源や被写界深度などはリッチな見栄えではないですが美しく観える、魅せる術に長けているプラチナの技術力とセンスは脱帽。


過去のプラチナ制ゲームと比べると地に足がついたアクション。
なによりジャンプというアクションがありません。同じくジャンプがなかった気がするヴァンキッシュとも違うプレイ感覚。
自分が攻撃するためのボタンはZR一つだけ。回避にB、そこにZLでの相棒レギオンのサポートアクションが加わりメインに使うボタンは3つ。
実にシンプルでボタンの組み合わせによるコンボ要素は薄めですが武器&レギオンのチェンジや自分と相棒を繋ぐ鎖チェインも攻略にからめてくるとシンプルとは言ってられないほど多彩な攻撃ができます。

敵の多くが倒す間際にAボタンを押すQTEがでるのですがこれでHPが大幅に回復。
無視してそのまま倒すこともできますがこの演出はそのたびにスローになるのでテンポが悪くなります。
レギオンがプレイヤーとかさなり状況把握ができなくなることもしばしば。
初期設定の難易度はかなり低めなのでそこまでシビアに状況把握したいわけではないのですが。
巨大ボスも多数登場。ギミックや攻略するための戦略の幅広さは今ひとつ。雑魚と同じような感覚でヒット&アウェイで倒せます。
攻撃、回避、レギオンの攻撃の3ボタンだけでも多彩なアクションを見ることができるため少々のカメラ視点の不備など吹き飛ぶくらいの爽快感。

相棒(バディ)の感覚としてはジョジョのスタンドが一番近いかも。プレイヤーキャラとレギオンを同時に操作し戦うわけですが複雑な操作は必要なく思い通りに動かせます。
それでも操作ミスで高所で足を踏み外したりすることはありますがプレイヤーの足を引っ張ることがほとんど無いので戦闘中はレギオンに対するストレスもなし。
でもなぜかバディに愛着が沸かない・・・デザインとセリフが無いためかも。
戦闘しているとレギオンは汚染され性能がダウンし拠点での洗浄が必要。
愛着の押し売りとでもいうかこれが・・・面倒。
アクション面でのレギオンの操作がそのまま捜査パートでも使えるのは違和感も無く面白い。


プレイヤーの装備やレギオンは強化や育成ができます。
そこに必要になってくるマテリアルコードというアイテムが共通。プレイヤーの装備を強化しようとするとレギオンの強化が滞る・・・と不足気味に。
寄り道が足りない、探索が甘い、などの原因もありそうですがどちらかの強化はマテリアルコード不要にして欲しかった。

↑携帯モード
発売前に公開された街のグラフィックには日本のデベロッパーでもここまで作れるのかと驚かされましたがこのような街がいくつもあるわけではなく、この街の広さは中規模な作り。
人の行き来、車の往来、信号やちりばめられた仕掛けは遊べる箱庭になっています。
この街は何度もゲーム中使われますが破壊されたシチュエーションや昼夜があったりと使い廻し感はありません。

アドベンチャーパートともいえる捜査パート。お使いしたり敵を倒したりと多彩。アクションだけやっていればいい(失礼)アクションゲームではありません。

勝手な印象ですがプラチナといえばレールで進むアクション。ニーアやマックスアナーキーのようなタイトルもありますが今作は体感で言うと「雑魚やボスとの戦闘」:「敵のいるフィールドでの探索・謎解き」:「敵のいないフィールドの探索・捜査」:「ムービー・デモ」は1:2:4:1。
プレイ時間でいうなら3:3:3:1くらいなのでしょうが推理、ステルス探索、お使い的なミニミッションがありアクションアドベンチャー風味。
それだけにプレイ時間も長めでボリュームもあり。
苦手な人は苦手な、嫌いな人は大嫌いな敵に見つかってはいけないステルス探索、NPCを助けるノロノロパートなどもあり。でも少なめで難易度も低め。
「敵のいるフィールドでの探索」は謎解きや汚染物質集めがメイン。謎解きはそれほど難しくは無いのですがノーヒント。
問題なのが汚染物質集め。フィールドの道中や端々にばら撒かれているのですがこれはプレイヤーは拾えずレギオンが近づくことで拾うことができます。
プレイヤーを動かしながらレギオンも動かして道中に汚染物質がないか探しながら移動・・・カメラや視点がフラフラして軽く酔いました。中盤から無視していました(笑)
そのためクリア後の報酬がかなり少なくなった気が。TPSで酔ったことはPS3初期のころ以来かも。
収集が楽になる救済スキルもあるのですがそのためにはレギオンの能力を上げるスキルを犠牲にしないといけなかったり。

ストーリーはわかりやすく意外な展開もありますが王道でゲーム的。
主人公を男女2人に分けているのは単なるサービスではなくストーリーにちゃんとからんでいるのも良い。
プラチナといえばEDにも仕掛けが・・・ちょっと驚いた(笑)これは身をもって体感してほしい。
世界観、これまでの状況など何も説明されまいなままゲームを進めているとその説明にはテキストファイルが渡されただけなのも驚き。
操作にスティック2本使用は難解に感じられるかもしれませんがメインに使うボタンの数が少なく実際に触ってみると直感的にプレイヤーとレギオンの2キャラを同時に、快適に動かせます。
アクション一辺倒ではなく捜査やミニクエストのあるアドベンチャーパートもボリュームがあり遊びがい有り。
プラチナの得意とするジャンル幅が広がった、と思える内容です


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