イベントは盛りだくさんでフルボイス。
メインは島風と駿河の2人が主役となり進みますが登場するキャラクター1人1人に大なり小なりフォーカスされたエピソードが多数収録。
ロードは短めですがそのたびにボイスつきのイラストが表示。フォトモードはあるのですがこのロード中のイラストはそこで見ることができないので目と耳に焼き付けるかスクリーンショットを取るしかなさそう。
秘書艦にしたキャラはほんのちょっとだけコミュニケーションが可能。
戦闘は終盤までは大味。
いい意味でやけっぱちにも近いエフェクトや波の表現が綺麗。
水上を滑走しながらスピーディに移動し機銃や魚雷、大砲をぶっぱなしながら敵を駆逐していくのは爽快。
迫りくる砲弾や魚雷も小気味よく避けることも簡単。遠ければ銃撃、空中の戦闘機は近づけば自動で撃墜で落ちろカトンボ感が味わえます。
艦種ごとの攻撃の差別化がハッキリしていて出撃させた3人の切り替えが面白い。
ボタン押しっ放しでいい攻撃、ちゃんと敵を近くに正面に捉えなければ当たらない攻撃、戦闘機を発射する空母キャラの攻撃など様々。
難易度普通なら中盤までこれらのようなテクニックを駆使しなくても移動しながらロックオンエリアに敵を捉えて撃っているだけでだいたいのステージがクリア可能な難易度。
某巨大ボスは10分以上かかったり回復しまくるラスボスはどうするものか悩みましたが。
いかに楽しく気持ちよく飽きることなくプレイしつづけるにはそのように遊ぼうと心掛けたプレイとアズレンキャラへの愛が必要。
ほぼどのステージも2分以内で手軽に終わるので飽きる前に「もう1ステージ、あともう1ステージ」と続けてプレイしてしまうのですが。
戦闘目的はざっくり言うと”出てくる敵を倒す”に”一定時間を耐えるミッション”が少しでやることはあまり代わり映えはなし。
ゲーム画面だけなら広大な海原を駆け巡れるように見えますが見えない壁があります。
ガンダムゲーで例えるならEXVSほど狭くはなくガンダムVSくらいの広さ。
1つの目的を達成すると次のエリアのための壁がなくなり移動。その間はロードは無し。
敵キャラの背後をとるプレイはできますが大型戦艦の周りを大きく廻って背後を取るプレイはできません。
キャラクターの再現はよくできていますがイラストの再現とまでは達してないモデリング。
かわいらしさを狙ってのこのデザインならスキルを使ったときの演出はかわいらしくなっていて及第点。
育成は手軽できっちり育成していくと同じレベルのキャラでも違いが目に見えてわかるくらいの差が。
育成に必要なアイテムの場所も検索機能があり好みのキャラを存分に育てることができます。
出撃していないキャラにも経験値が入るのでLV上げは楽。
キャラクターの開放はポイントを集めて購入。序盤は溜まりにくいですがクリアーした時にはプレイアブルキャラ全開放できるポイントが集まっていました。
キャラクター開放前はキャラの性能がわかりにくいのですが原作での知識が生きる場面も。
キャラクターを開放するとキャラクターによってはミニエピソードが開放。原作とはパラレルのコミカルな物語がフルボイスで観れます。
これが50近くありこれがこのゲームの目玉の一つかも。
フォトモードは各キャラを様々なポーズで3人を配置し撮影。
極端なローアングルはできません。見えることは見えますが。
ケッコンもできます。
ただ一週クリアしてもケッコンに必要な好感度「愛」になったキャラは居なくて秘書艦にしていたことの多かった島風だけが「好き」の段階に。
全キャラ「愛」するには攻略方法があるのか単に出撃を重ねるしかないのか要検証。
戦闘の手軽さ、キャラクターの性能、育成の楽しさなど妙に原作感が再現されています。
ガチャ要素は無し。
本格的TPSを求める人には決して向いていませんがファンアイテム的なゲームとして楽しめました(全キャラケッコン目指してもっと楽しむけど)。
アニメが始まる前、見始めた直後のアズレンを知らない人のための入門アイテムにいいタイトル。
なかなか発売されなかったけど今が丁度いい発売時期だったかも。
コンパイルハートのゲームというよりタムソフト産のようなゲームに感じましたが何故だろう。タムソフトは無関係のはず。
コンパイルハートのゲームならではのガラパゴス感や小難しいシステム詰め込んで自己満足、がこのゲームには無かったからかな?