PS4『ワンピース ワールドシーカー』クリアー後 感想。

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このタイトルが発表され様々な情報が開示されていく中、このゲームに対しての印象は「ワンピースのキャラクター達が登場しオープンフィールドで冒険を繰り広げるアクションゲーム」
実際にクリアーしててどんなゲームだったかとなるとワンピースのゲーム、というよりルフィのゲーム。
操作できるのはルフィだけ、仲間は登場しますが一緒に戦ってくれることや積極的に手伝ってくれることもなし。
その分ルフィができるアクションは多彩で移動にかんしては短距離の飛行やワイヤーアクション。
敵の攻撃を寸前でかわすとスローになったり腕を伸ばしてのつかみ技など無双やアンリミテッドにはない遊びができます。
オープンフィールドはどこも美麗で完全にシームレス。住民も存在し街には生活感があります。
地下や大きな建造物内の探索もカメラは悪くなく作りこみが細かいです。

腕を伸ばして街中やフィールドを飛びまわれるのですがこれが気持ちいい。海の向こうの山などは無理ですが見える建物や背景はほぼ行けます。
PS4スパイダーマンに近い爽快感はあるのですが建物や壁にひっかかると完全に止まってしまうこと、連続ワイヤーアクションが難しいのは残念。

ファストトラベル、ミッションリトライ時のロードは若干長め。
サブシナリオの起点はクリア条件はわかりやすく表示されていて親切。
名のあるキャラクターのサブシナリオは面白おかしく作られているのですがフルボイスではないのは残念。
サブシナリオを積極的にこなさなくても素材やSPは溜まりやすいのでモブキャラのお使いシナリオはスルーしていました(笑)
戦闘は原作で登場した技はほぼ使えます。技を使うためのゲージも溜まり易く戦闘は気持ちよく進めら終わらせることができます。ビンゴ回避(ジャスト回避)は定番の快感もあり。

海賊無双のように通常攻撃の使い分けのレパートリーが無く乏しいのですが溜まったゲージが長持ちしないうえ敵自体が少ないのでメインはその乏しい通常攻撃がメインになってしまいます。
遠くの敵をスナイプや掴む要素はあるのですが難易度を上げない限りそれほどやっかいな雑魚はいないので近づいて殴って倒すのが一番簡単な攻略に。
戦闘自体は楽しめるように作られているのですが楽しめる戦闘が短く少ないので戦闘がいまいち、という印象に感じるのかも。

そもそもたくさんの雑魚を倒す、というシチュエーションが少ない。不意打ちが成功すれば一撃で倒せる(これが決まると気持ちいい)雑魚がほとんどなので見つかる前に不意打ちで倒す、いわゆるスニーキングアクションでの突破が開発側推奨の遊び方なのかもしれません
サブシナリオでの戦闘メインのパートはいろいろな技やアクションを満喫でき、メインシナリオにもそのようなイベントはもっとあれば戦闘システムはもっと活きてきたのに。
最終決戦で敵地への殴り込みシーンやサボとの共同作戦の時は時間稼ぎのため数分無限の雑魚と戦うわけですがこれが面白かったので余計にそう感じます。
操作できるのがルフィだけなら活躍するのもほぼルフィだけ。
懐かしの敵役の登場やバトルは嬉しかったのですがゲスト的扱いで物語には深く絡んで来ません。
黄猿の異様な強さは原作再現のようで特に嬉しかった(笑)
メインクリアしただけでは出るはずのクロコダイル、青キジは登場しませんでした。
メインシナリオはオリジナルキャラクター、アイザックとジャンヌの切ないストーリー。
そこにルフィがルフィらしく絡んでくるストーリーとアクションの両面でルフィの良い所が体験できるゲームでした。


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