PS4『LEFT ALIVE』クリアー後感想

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PS3,4世代を含めてクリアーまでゲームオーバーになった回数が最も多かったゲームかも。
ソウルシリーズは壁にぶち当たった時は育成方面にせいをだす慎重プレイだったこともありますがソウルシリーズでもここまで死ななかった。
ゲームオーバーになった要因がわかりやすく理不尽にやられることが少ないので高難易度に対する不満やストレスはほとんど無し。
操作は慣れればシンプル。ステルスゲームにありがちな操作が複雑で操作ミスで死んだ、ということもありませんでした。
マップが広めで弾が足りない、敵が多すぎて無理、という箇所もマップをウロウロしていればクリアーのための準備や戦略が整いクリアが可能になることも。その時の爽快感は格別。
リトライまでにかかるロードは短めなのですがリトライ時にイベントを挟むことがあるとその時にもロードがあるのはストレス。

世界観やストーリーはド硬派。ファンタジーっぽさは皆無で現実感あふれる武器や道具で難所を乗り越えていると本当の戦場にいるよう。ヴァンツァーでさえ現実味を感じてしまう存在に。
街の隅にいる生存者らを助けたくても銃弾や回復薬を考えると見捨てるしかない哀しさ。戦場の空気感や悲壮感がひしひしと感じ取れます。
2週目はちょっとだけ強化されるので2週目のおたのしみ。

シナリオごとに攻め、ステルス、守りとやるべきことが変わるのでその都度トラップや武器選択を考慮しながらの攻略はツボにはまれば快感。
ツボにはまらなければ・・・同じ箇所を何度も何度も。乗り込まないといけないヴァンツァーの廻りに兵士がごろごろ。こっちの残弾も投擲はわずか。
ここは心が折れかけました。
空き缶・ビンを空きとして残して置くことでクリアできるなんて(笑)
隠れて進む、ばかりではなく攻めで銃撃戦で乗り越えるシーンも用意されているのでそこはいい鬱憤晴らしにも。
ヴァンツァー戦もかなりの高難度ですが使いやすい武器を装備しヒット&ウェイでなんとかなりアクション要素は低め。ヴァンツァー戦はフロントミッションの世界観でアクションロボットゲームを期待しているとかなり残念な仕上がり。
パッケージにはフロントミッションのフの字も無し。そういうゲームではないと発売前から忠告されていたので
そこを指摘してあーだーこーだ言うのはお門違いかなぁ。
でもそこは指摘せざるをえません。
鍋島さんのロボットモノに期待していたのはこういうゲームではなくアーマードコアそのもの!
フロントミッションと世界感を同一にしていることで登場武器や時代背景が事前勉強をしなくてもすんなり受け入れられたのは効果テキメンでした。

主人公3人でストーリーを紡ぐ方式は物語を俯瞰で見ているようでわかりやすい内容。
グラフィックはいまいちですが緊張感が凄すぎて気にしている暇もありません。
ゲラフィックも含めステルスゲームとしては前世代的で古めかしい内容でしたがクリアに曖昧さと偶然を頼り過ぎないよう設計されたしっかりと作られている遊びがいのある骨太のゲーム。
なぜスクエニが今このゲームを作れたのか不思議でなりません。
フロントミッションの新作への布石か、もしくはあらたなシリーズ化タイトルの模索。
どちらにも期待してしまいます。


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