発売から発売中止までの2年ドリームキャストに何があったのか元セガの前田雅尚さんインタビュー

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 ファミ通最新号より
「北米市場はソフトが流通していて出だしがとっても良かった」
「実現には至らなかったが実はセガサターンの時代ドラゴンクエストをモチーフにした3Dの作品を作って堀井雄二氏さんにご覧いただけたこともある」
「値下げはセガトップ陣の決断。売るたびに赤字になるがその赤字をソフトで取り戻す戦略。大川さんのドリームキャストにかける思いが強かったんだと思う」
「撤退発表時社内がパニックになることはなかった。喪失感や船が沈んでいく重苦しい雰囲気はあった。その一方で世界中で売れている任天堂さんソニーさんのハードでセガのゲームだするということになんとなくワクワクしてる空気もあった」 「他社のハードにセガのソフト出す前に厳しい撤退戦があった ヨーロッパで40万台、アメリカで100万台の在庫を抱えていた。
「親会社だったCSKはできるだけ早く在庫処分したい意向だった。でも今後ソフトメーカーとして再起を図る予定のセガの立場で考えると在庫たたき売りでファンと流通から不評を買えばセガのイメージが損なわれる。そこで親会社を言うことは無視しようと決めた(笑)
「アメリカでは99ドルで販売したことで被害を最小限に留めてハードと合わせてソフトも売れた。これは嬉しい誤算。セガの名前に傷をつけずに撤退戦ができたのは世界人生の中で大きな誇り」

投げやり的な値下げ、早期撤退にもかかわらず何故かドリームキャストには悪い印象がありません。
撤退を発表してもセガやサードが良質なタイトルを出していたおかげかな。


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