「小説家になろう」運営スタッフインタビュー 「今の流行りは主人公がPTから外される「追放もの」」「書籍化に関してはこちらからアプローチをかけたりマージンを取ることは無い」

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ニュータイプ最新号より
ヒナプロジェクト取締役 平井幸さん

「出版社が運営しているサイトは書籍化を目指す投稿者が多いが「なろう」は趣味として書いている人が多い」
「「なろう」はハードルが低いオープンな場にしたいというのが代表としての意向でもある」
「今は主人公が活躍し続ける、重たくなくストレスなく気楽に読めるものが多い」
「(転生ものが増えたのは)自然的な発生。ファンタジー世界が絵で視覚化されると見栄えするジャンルだったことも大きいと思う」
「WEB小説では人気作が出るとそれを基に派生のような作品や派生ジャンルが出来上がる。転生もののランキングが高ければ自分も書きたい、書けるんじゃないかと作品がアップされる連鎖で現在のように」
Q 特定ジャンルが流行るように仕掛けることも可能では?
「それが勘ではわからない。今は主人公がパーティを追放される「追放もの」が人気でトレンドの移り変わりが凄く早い。こちらからブームを仕掛けたり作者をコントロールをするのは無理」
「書籍化は出版社からお声がかかったら作家さんに取り次ぐのみ。「なろう」からアプローチをかけたりエージョンととして間にはいりマージンを取ることは無い」
「誰にでも楽しんでいただきたいというのがうちの目的なのでシステム上で読者がふるいにかけないようにしたい」
「プロとアマも扱いに差を作らない、商業とは一線を引く、あくまで趣味で書いてる人ところをベースに考えたい。プロ志向の人の趣味志向の人もどちらも頑張って欲しいと思っている」

転生もの、異世界ものが増えたのはメディアミックスする側の思考が短絡的になったことも原因では無いでしょうか。
流行で無いジャンルにチャレンジして失敗する恐れもありまだまだこのジャンルは隆盛が続きそう。


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